
7日の日曜日のことであるが、女房はアイヌ刺繍の展示会を済ませて月曜日に来るというので、僕だけ早朝に軽井沢に出発、日曜日の朝の6時前ぐらいに出てきたら環八も関越上信越も空いていて、至って順調に山荘まで到着、荷物をおろして冷蔵庫に仕舞うものなどの始末をしても、10時半からの植物園(冒頭写真)の観察会に余裕で間に合った。
6月前半の観察会では草花よりも樹木の説明が多くなっていて、この時期はかなりの木々の花が咲いているんですね、山野草などでは5月から咲き続けているものがほとんどということもあったんだけど。観察会で説明があった植物の写真に多少の説明コメントを付けて以下に、一番の目玉としては香りがあるいろいろな野生バラを見てほしいということであった。
入口前のこの時期に咲く植物の写真パネル
入口前の園内案内図には種類別にまとまって植えられている場所の標示がある、個体数が多いものは各所に分かれてはいるが
ミヤコワスレはミヤマヨメナからの改良種で左のものは原種に近いとか、右は青い色が濃い園芸種
キハダ、樹皮は漢方薬になるが6月が一番剥がしやすいと
ニッコウキスゲとカルイザワテンナンショウ、カルイザワテンナンショウはオオマムシグサと比べて頂部の舌状が細長いのと中にある柱状も細い
ハリエンジュ、赤花のニセアカシアで町内でも鑑賞樹として最近各所で見られるようになった
ヒトツバタゴ、別名ナンジャモンジャノキで白い花が咲いていた
左がテマリカンボク、右がヤマホウシ、どちらも白い花
左からベニウツギ、通路を挟んでオオベニウツギ、軽井沢に多いニシキウツギ ニシキウツギは1本に白、黄、紅の花が混じる
タニウツギは日本海側に多く生えている
オオムラサキツユクサでは蕾、開花、萎みの状態の説明があって、花弁は散らずに下におじぎする
アヤメは前回から咲き続けている
一番手前がカンボク、白い花がアジサイみたい
スイレンの花はまだ少しだけ、それぞれは日差しが強くなればもっと開くはず
ハクウンボクにも白い花が、名前のように咲くというが
コハクウンボク
赤紫の花はゲンナイフウロ、左端にはまだ花はないがヤマユリ、ヤマユリは園内の各所に
バイカウツギにも白い花が
シナノキも分かりにくいが花が、帽子姿で探すのは園長さん
オオマムシグサは一株だけ見つけた
イブキジャコウソウは花は咲いていないが、手で撫でると香水ジャコウの臭いがする
以下はバラ科の植物を、まとまって植えてあって香りを嗅ぎながら巡る。
下部にはニッコウキスゲ、その上には葉の形状が似ているということでサンショウバラにピンクの花が
サンショウバラ
カラフトイバラには棘が目立たない
ハマナス
ハクロバイ
キンロバイ
この日は1時間半弱ほどの観察会となった。