今年は夏場が暑かったが途中ではやや涼しい時があって、先走って出てきたキノコを見掛けることがあったが、秋口にも雨が多く気温も下がった期間があったから、キノコが豊作じゃないかという予感があったが、今回の１０月上旬に信州に来てみたら松茸までが豊作のようで、スーパーやいくつかの農産物直売所で地元産の松茸が売られている、数年前も山荘周辺のリコボウなどが沢山採れたことがあるが、松茸がこんなに多くというのはもう何年振りのことだろうね。
最初のビックリは軽井沢のスーパーツルヤでズラリと並べられた国産松茸を見たこと、これまでも少しだけは国産ものが高値で鎮座していたけれど、今年は普通サイズの１パックが例年の半額ぐらいで６０００円ほど、隣のカナダ産の値段が１／４程度となれば国産の方が売れるかも、こうなると東信地区の直売所ではもっと安いはずで探し回ろうかという気になりますな。
スーパーツルヤにて
すぐに見つけたのが佐久の赤坂直売所で、お値段はこちらも６０００円となっていたがスーパーのものよりもかなり大き目、中でも一番大きな１本ジャンボものは１４０００円とご立派なもの、もう少し安いものを探そうかというのと、横浜に持ち帰って炊込みご飯にでもと思っていたのでまだ数日は帰らないから買えませんでしたな。この直売所で地場産の松茸を売っているのは初めて見た、やはり豊作のようでもう少しほかも探しましょうかと。
一番左がジャンボ松茸
松本に一日遊んだ時に途中で覗いた旧丸子町にある直売所あさつゆでもズラリと並ぶ松茸を発見、ここでは数年前に１本だけあったのを見たことがあるがこんなに多くというのはやはり初めて、値段は３０００～８０００円とさらに安い、これなら買いたいとは思ったが帰っての４日後以降でも大丈夫かと訊いたら保証しかねるというのでアキラメ、見た目にはかなり上質なものばかりなのに残念ですな。松茸ご飯も売っていて、こちらも地元産を使っているらしいからと１パックだけ買ってみた。
一番安いものは２８００円と３０００円の１パックずつだけ
横浜に帰る日には満を持して青木村まで足を延ばして、これまで毎年地元産の松茸があってお値段も他よりも安いと思っていた道の駅あおきの直売所にわざわざ行ってみた。それがここ数日はあまりにも気温が高かったからか入荷が少なくなっているとかで、１１時過ぎでこの日の分はもう売切れとなっていた。昨年などは不作だったのに午後に来た時にもまだかなり残っていたのに、今年は豊作で安いからと客が押し寄せているのかもしれませんな。
道の駅あおき
空の棚が、これだけあったものか
ガッカリくたびれもうけになってしまったが、まだ諦めずにもしかもと、帰り道にある直売所で以前にも天然キノコのシメジなどのいいものを時々に置いていた東御の公衆温泉湯楽里に併設の物産センター直売所に立寄ってみた。ここの会計レジ前には３パックだけではあったが松茸を売っていましたよ、そのなかの１パック３３００円(冒頭写真)をお買上げ、夫婦二人だけだからこのくらいの大きさのもので十分、まだ傘が開かないシッカリしたものでこれは期待できますなと。
湯楽里に併設の物産センター
左３０００円、右４８００円
横浜に戻って翌日は鎌倉まで行く用事があって、帰ってきてから松茸ご飯にして夕方の食卓に、やはり国産物は香りと味が違いますな、合わせて天然クリタケと原木ナメコと市販のブナシメジの３種類を入れたキノコ汁も作って、トロミのある汁とともにタラフク飲んだ後の〆に一膳だけを、普段は食べないご飯を食べれば腹一杯になってご馳走さんと相成った。天然キノコは最高だぞー。
松茸ご飯
キノコ汁
トータル
