ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

信州小諸城下町フェスタ2016に

2016-09-23 18:11:43 | 信州日記

 第5回信州小諸城下町フェスタが今月の17日(土)から22日(木・祝)までの6日間に開催されていたが、雨続きなのと同じような内容だろうということもあって行くつもりは無かったのだが、最終日の秋分の日は10時過ぎになって雨がやんできたので、あぐりの湯に入りがてらにメインとなる催し場所だけを少しだけ覗いていくことに。

 パンフレットは冒頭写真と次に表と裏を、開催場所の町家などは昨年とやはり同じであったが、それぞれの展示内容のいくつかは変えているようである。本陣主屋の展示販売クラフトの作者リストには、初めて地元在住陶芸作家の甘利さんの作品もあると前日に地元新聞で知ったこともあって、僕は三つほど持っているが今回はどんなものが出展されているかと、そのクラフト展だけを見るだけでもいいかと。

               

                 小諸のマンホール

 駐車場のすぐ近くの大手門に隣接して、くらしかる浪漫館という蔵造りの建物では毎回養蚕関連と布をテーマにした展示と古布の販売をやっていて、まずはここで女房がいくつか物色することに、はたして縞の古布をアイヌ刺繍用にと、手織りのマフラーは男女兼用になるからと、早速にも2点お買い上げ。マフラーの値段を聞いたら手織り1点ものなのに安い、聞けば余った糸を上手に使っているんだそうだがそれでも安く出していますということであった。

                      くらしかる浪漫館

                 古布とマフラー

 そのあとは地元作家のクラフト展示を見に本陣主屋に、この催し期間は無料です、常設の雑貨販売コーナーもあるが奥の和室は陶芸、漆器、木工家具、布クラフトなどの展示が、なかなかにいいものが揃っていたがお値段もなかなか、もう年金生活者には買えません、一つだけ僕が持っている湯呑と同じものがありましたよ。

 面白かったのは、今の大河ドラマ真田丸に因んでか、第二次上田合戦で徳川軍本陣となった小諸城についてと合戦前後の徳川側の動きなどの詳しい説明がボランティアから聞けたこと、説明からは初代小諸城主の仙石秀久は小諸では人気があるようですね。

               本陣主屋

               本陣主屋入口から内部を

 ちょうど昼時となって和洋のメニューが多いからと、昨年フードまつりで食べたことがあるはらだという店に、以前は蕎麦屋だったのが二代目が洋食を修行してきたのではと思わせる写真があります。僕はこの日のサービスランチには気乗りせずでごく普通の親子丼を、女房はポークジンジャーのBランチでこれにはコーヒー付きのサービスも、肉に厚みがあって美味しかったそうだ。

                はらだ

                        ランチメニュー看板

                 親子丼はトロトロ卵なし

                 ポークジンジャー

 食後は本町通リの半分だけ回り道をして駐車場に、この通リの両側には北国街道の往時を偲ばせるような建物がかなりあって風情があるのに、それもこのイベントの最終日の祝日というのに人通りが無くて寂しいことになっている、今年は雨続きに祟られましたな。

             本町、電柱をなくしたらいいのにね

 観光案内所ともなっている北国街道ほんまち町屋館に立寄ってみたら、昨年同様の日替わりランチカフェはやっていたものの陶芸教室の生徒作品の展示販売は無しで奥はガランとなったまま、全体的にややマンネリ気味かも、さらなる工夫が必要になっているのでは。

 これに続いてフードまつりは10月2日だそうで、これには骨董市もあって昨年は賑わっていた、骨董市だけでも城下町フェスタとの同時開催も考えたらどうでしょうか。昨年の城下町フェスタについてはコチラに。

               北国街道ほんまち町屋館

 最後はあぐりの湯こもろに、ここの露天風呂には大屋根があるから雨降りでも大丈夫なのがいい、ただし雨模様では雄大な浅間山だけは望めませんが。

               この日はあぐりの湯からの浅間山は見られない


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