
一日遅れの日曜日となった棚田クラブ山入地区の暑気払いには朝8時過ぎに我が家を出発、この日はヘルパーさんが来られないというから暑いけれどゴン太も連れて、それと老人を残してあんまり遅くなるわけにはいかずで、昼を食べたら温泉には寄らずにすぐに帰ることに、ということで昨日川越で温泉にに入ったんだけど、帰りも急ぐとなるとヘタクソな運転の女房には任せられないからアルコール類が飲めないのも致し方ないことになって、これは思い切り残念ですなぁ。
夏場で海への観光客が多いかと思っていたのだが案外と道は空いていて金田ICから一般道を走っても2時間弱で鴨川は長狭街道近くのみんなみの里に到着してトイレタイム、それがこのあとはいくらドリンク類を飲んでも汗で処理されることになって帰ってくるまでトイレは不要となった、風が通る場所だから川越よりもマシであったがやはり熱い一日だったということだ。
暑気払い会場は共同作業田圃のすぐ近くの空き地となっていて、集まってきた車は片側に縦列駐車しておくことになる。着いたときには農家の人たちがそうめんを流す竹樋を作ったりしての準備中、道路の反対側では食材準備のほかに草木染の道具も用意している。10時からの開始を待つあいだに田圃を見て周ったら、早場米で有名なところだからもうかなり穂が伸びていますねぇ。順調に生育(冒頭写真に稲穂の現状が)しているからここの棚田の稲刈りは予定通りに9月1日になるだろうということであった。
共同作業の棚田付近で暑気払いの催しを
斜面の草刈はYAMAIRIの文字を残して
10時からまず主催者側が用意したお遊びがあって、昼までの2時間は草木染と竹細工のグループに分かれての物づくり体験となる。昨年は我々二人ともに染めをやったが、今回は女房は染めを、僕は初めて竹細工をやってみたが、簡単そうな粗い竹籠を一つ汲み上げるのも要領がなかなか分からずで半分以上は先生役にやってもらわないと出来上がらない。最終の口縁作りまでは出来上がらずで材料だけは貰ってきたが、はたして家で完成できるどうか。
竹籠作り
流しそうめん準備中の脇には草木染を乾燥中
昼になってまず手作りの竹樋を使っての流しそうめんから食事が始まる。器や箸もすべて竹で作って、今年は麺の茹で過ぎはなかったようで皆さんの箸が進んだようだが、これを食べ過ぎるとあとの猪肉バーベキューが食べられなくなるからほどほどにしとかないとね。
薬味も竹に盛られて
流しそうめん
流しそうめんのあとは恒例の猪肉バーベキュー、今年は特に柔らかくて罠にかかったメスの肉なんだそうだ。参加者の中には猪肉は初めてという人もかなりいて、結構美味しいと喜んでいたな。〆はもう一ヶ所の鉄板で焼きソバを作って、麺で始まって麺で終えるということになったが、用意されたビールや日本酒は多くが残っていたようで、車の運転を相棒に任せられる人がすくなかったということか、僕が飲まなかったからということじゃないですよ。
この催しの最終段階で主催者側からこの日は鴨川の海岸で花火大会があるという案内があって、それも見ていってほしいとこの日に変更したのかな。
猪肉バーベキュー
焼ソバ
10時のお遊びからお開きの1時半ぐらいまで、ゴン太は竹藪近くの日陰に繋いで時々見てやって、けっこうお利口さんで吠えもせずに我慢していたね。
日陰の土の上にゴン太を置いたからハァハァしていない
帰りには菜の花豆腐を買ったあとにみんなみの里にまた立寄って、アジのつみれ団子や格安の訳あり干物などに小玉スイカを買込んで、さらに地元スーパーにも廻って房州近海物表示のアジを今晩タタキにしようと、息子夫婦は用事があって来れないというからこれぐらいで手打ちして帰ってきたが、2時過ぎぐらいにアクアラインを使って帰ると、アウトレットの帰り客や海からの戻り客はまだ少ないようで車は流れていましたよ。
みんなみの里
青い札があるのが房州近海物、今回は地ダコもボイルしてと書いて置いてあった