我が女房は毎年お雛様飾りには気合が入っていて、家中至る所に買い溜めたりしたものを並べるのを昨年も紹介したのだが今年も同様に、でも少し加わったものがあったり、並べ方の組合せを変えたりの工夫も。
冒頭写真は昨年も紹介したお内裏土人形一組と附属飾り道具の半端物を階段箪笥の上に配置してみたもの。昨年は別々の場所だったが、こうして一緒に並べてみたら華やかさが加わって、居間の椅子に座った目線の高さに置いたからよく目立つのがいい。この土人形は横手の樋渡人形店のもので昨年2月のココでも紹介したが、昨年末の新聞記事で干支寅の土鈴作りの写真入記事が読売か朝日に乗っていた。その記事の中で30年ほど前の昭和54年度の年賀切手の図案にここの未鈴が採用されたとあった。我々が東北旅行でたまたま工房を見つけて訊ねたのはそのちょっと後だったんですね、知りませんでしたよ。どうりでその当時にしてはかなりのお値段だったような記憶があるな。今はその時からは代替わりしていて5代目とあったから、これは先代4代目か、その当時もうお爺さんだったからもしかしたら3代目のものかもしれない。でも大切に保存しているからまだまだ真新しくてキレイなままだ。
昨年風呂敷だった丸テーブルには最近は手拭をテーブルセンター代わりに置いていて、こちらは最近代官山に出かけた時に途中にあったかまわぬという店で女房が節句が間近だからと買ったもの。こういう手拭のデザインって面白いよなぁ。そのかまわぬという店はマスコミにも紹介されて有名になり、いくつか支店も出していると聞くが、店員は皆さん若い女性というのがオジサン達には嬉しいんじゃないかな、外人客も見かけたから英語も喋れるのかも、あえてモダンさも出そうということでしょう。