
もう参加して4年目になる鴨川の大山千枚田棚田倶楽部、その山入地区で7月末に行われる暑気払い、名目上は夏の草刈となっているんだけれど、作業はまったくしないでいわゆるバーベキューパーティーというのに一昨日出かけた。
今年は梅雨明け以来酷暑となってこの日も物凄い暑さになったけれど、鴨川の一番北側の南斜面に位置する棚田(冒頭写真は4月末に田植した共同田圃)には海からの風がかなり強く吹き上がってくるので、テントの中の日影にいれば気持ちいいぐらい。いつものことながらこの位の風が吹き渡っていると、蚊など飛べないんだろうから、草むらに居ても刺されたことがない、実にいい田舎だなぁと。
早場米でもう穂が
この棚田倶楽部の催しには大勢の子供達も親達に連れられて来ているから、運営する農家の皆さん達も考えてくれていて、今年は食事前の遊びにいつもの竹籠作りだけでなく子供達用に、田圃の昆虫などの生き物観察などの講師を招いていて楽しそうだったね。
楽しいことは我々大人連中にも新たに草木染なんていうのも企画していて、大阪からこちらに住み着いてしまって草木染工房をやっているという人がまずは道具と染め方をレクチャー、こちらに参加していた人が一番多かったみたいだね。竹籠作りは素人には難しいから10時から2時間の作業時間では完成させるのは難しいのだが、草木染は染料の準備が出来ていたので、皆さんが見様見真似だったのに充分に時間内に出来上がっていた。各グループにハンカチ1枚は無料となっていたのだが、皆さんハンカチやTシャツなど追加して染めていた。我々も女房はカイガラムシ染でハンカチとTシャツを、僕はTシャツを藍染にと、初めてやってみたけれど存外に面白い模様が染め上がったぞ。

カイガラムシ染、左の洗面器には色留の明礬液 藍染は色留不要、最初黄色が紺に

藍染は水洗いで紺色に変わる 僕が染めたTシャツの模様出しの絞り
最初にいくつかの染模様の作り方を教わったのだが、ハンカチ1枚の中に繰返しパターンの模様を出す方法などナールホド!と、実に簡単な布の折畳み方と木型の使い方でこんなに複雑で面白いものが出来るんだねと、染めというのもプロの奥深い技術は別にして素人でも多少のことはやれるんだねぇ。
ハンカチのこんな模様も簡単に
染め上がったものをテント周りに干して、その中でのそうめん流しから昼食タイムとなる、こういうのって子供達は喜ぶんだけれど、僕などは自宅でよく冷えて締った麺の方がいいからそこそこにしか食べない。そのあとにこちらの定番である猪肉中心のバーベキューを、ビールを飲みながら食べるのが大人というものだ。帰りの運転は女房に任せてビールをグイグイと、風に吹かれて気持ちいいねぇと、でも帰りの車で寝ない程度にはしておいた。

竹で樋を長く 昨年各自で作った器と箸は今年は用意済み
素麺流しに皆さん並んで
猪肉バーベキュー
帰りは久しぶりに海岸沿いの道に、こちらの方がやや道路幅が広いから運転ベタな女房も楽だろうからと。それで途中で立寄った日帰温泉施設は金谷にある海辺の湯、ここは海岸沿いに建つ建物の2階にあって、東京湾が目の前に広がるというロケーション。泉質は首都圏に多い茶色のナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉で、内風呂、露天にサウナもある。湯温が露天で42℃となっていたが夏場はもっと低いほうがいいのにね、内風呂は40℃でまずまず、でも僕はもっと温いほうがいいな。風呂から上がったらかなりアルコール分も飛んだような気分であったが、家までの運転はやはり女房に、でも寝られない、川崎市内などではどの車線をとるかを教えなくっちゃいけないからね。
海辺の湯
午後5時ぐらいには我家に帰ってまたワインでと、昼間からアルコールというのは年に3~4度だけ、まぁこのくらいは勘弁してください奥方様。
今軽井沢に来てからもう一度水洗いして陰干ししたTシャツ2枚、かなり様になっているでしょ。
出来上がりTシャツ
初めてでこんなのが出来ちゃうとクセになりそうとは女房の弁、確かにね。
<おまけで>
棚田倶楽部に来た時にはトイレタイムを兼ねて必ず地元農産物を直売するみんなみの里に立寄るのだが、今回はここでも日曜日の子供連れ客を想定してか、ザリガニが生簀にいっぱい放されていて、ホテイアオイの緑に花の紫とザリガニの赤で結構奇麗なもんじゃないですか。この赤くなった特に大きなザリガニを僕が子供の頃には田圃などでよく捕まえて、マッカーサーだと言ってたんだけど、それって終戦後そんなには経っていなかった時代で、食糧難でアメリカから移入させたことと大きいことで当時の進駐軍総司令官の名前を付けて全国的にそう言ったのか、それとも遠州地方だけだったのか、還暦以上の方で子供の頃に大きくて真っ赤なヤツを捕まえてそう言って喜んでいませんでしたか。

ザリガニは泥の中と決まったものだが、真水の中では奇麗だね
今年は梅雨明け以来酷暑となってこの日も物凄い暑さになったけれど、鴨川の一番北側の南斜面に位置する棚田(冒頭写真は4月末に田植した共同田圃)には海からの風がかなり強く吹き上がってくるので、テントの中の日影にいれば気持ちいいぐらい。いつものことながらこの位の風が吹き渡っていると、蚊など飛べないんだろうから、草むらに居ても刺されたことがない、実にいい田舎だなぁと。

この棚田倶楽部の催しには大勢の子供達も親達に連れられて来ているから、運営する農家の皆さん達も考えてくれていて、今年は食事前の遊びにいつもの竹籠作りだけでなく子供達用に、田圃の昆虫などの生き物観察などの講師を招いていて楽しそうだったね。
楽しいことは我々大人連中にも新たに草木染なんていうのも企画していて、大阪からこちらに住み着いてしまって草木染工房をやっているという人がまずは道具と染め方をレクチャー、こちらに参加していた人が一番多かったみたいだね。竹籠作りは素人には難しいから10時から2時間の作業時間では完成させるのは難しいのだが、草木染は染料の準備が出来ていたので、皆さんが見様見真似だったのに充分に時間内に出来上がっていた。各グループにハンカチ1枚は無料となっていたのだが、皆さんハンカチやTシャツなど追加して染めていた。我々も女房はカイガラムシ染でハンカチとTシャツを、僕はTシャツを藍染にと、初めてやってみたけれど存外に面白い模様が染め上がったぞ。


カイガラムシ染、左の洗面器には色留の明礬液 藍染は色留不要、最初黄色が紺に


藍染は水洗いで紺色に変わる 僕が染めたTシャツの模様出しの絞り
最初にいくつかの染模様の作り方を教わったのだが、ハンカチ1枚の中に繰返しパターンの模様を出す方法などナールホド!と、実に簡単な布の折畳み方と木型の使い方でこんなに複雑で面白いものが出来るんだねと、染めというのもプロの奥深い技術は別にして素人でも多少のことはやれるんだねぇ。

染め上がったものをテント周りに干して、その中でのそうめん流しから昼食タイムとなる、こういうのって子供達は喜ぶんだけれど、僕などは自宅でよく冷えて締った麺の方がいいからそこそこにしか食べない。そのあとにこちらの定番である猪肉中心のバーベキューを、ビールを飲みながら食べるのが大人というものだ。帰りの運転は女房に任せてビールをグイグイと、風に吹かれて気持ちいいねぇと、でも帰りの車で寝ない程度にはしておいた。


竹で樋を長く 昨年各自で作った器と箸は今年は用意済み


帰りは久しぶりに海岸沿いの道に、こちらの方がやや道路幅が広いから運転ベタな女房も楽だろうからと。それで途中で立寄った日帰温泉施設は金谷にある海辺の湯、ここは海岸沿いに建つ建物の2階にあって、東京湾が目の前に広がるというロケーション。泉質は首都圏に多い茶色のナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉で、内風呂、露天にサウナもある。湯温が露天で42℃となっていたが夏場はもっと低いほうがいいのにね、内風呂は40℃でまずまず、でも僕はもっと温いほうがいいな。風呂から上がったらかなりアルコール分も飛んだような気分であったが、家までの運転はやはり女房に、でも寝られない、川崎市内などではどの車線をとるかを教えなくっちゃいけないからね。

午後5時ぐらいには我家に帰ってまたワインでと、昼間からアルコールというのは年に3~4度だけ、まぁこのくらいは勘弁してください奥方様。
今軽井沢に来てからもう一度水洗いして陰干ししたTシャツ2枚、かなり様になっているでしょ。

初めてでこんなのが出来ちゃうとクセになりそうとは女房の弁、確かにね。
<おまけで>
棚田倶楽部に来た時にはトイレタイムを兼ねて必ず地元農産物を直売するみんなみの里に立寄るのだが、今回はここでも日曜日の子供連れ客を想定してか、ザリガニが生簀にいっぱい放されていて、ホテイアオイの緑に花の紫とザリガニの赤で結構奇麗なもんじゃないですか。この赤くなった特に大きなザリガニを僕が子供の頃には田圃などでよく捕まえて、マッカーサーだと言ってたんだけど、それって終戦後そんなには経っていなかった時代で、食糧難でアメリカから移入させたことと大きいことで当時の進駐軍総司令官の名前を付けて全国的にそう言ったのか、それとも遠州地方だけだったのか、還暦以上の方で子供の頃に大きくて真っ赤なヤツを捕まえてそう言って喜んでいませんでしたか。

ザリガニは泥の中と決まったものだが、真水の中では奇麗だね