ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

最近に飲んだ赤ワイン、ピンからキリまでありますが

2021-05-19 10:37:00 | グルメ・酒・ワイン

 ここ三ヶ月ぐらいの間に飲んだワインの僕独断のコメントを、以前に書いたものは覗いていますが毎日一本弱を飲み続けていて、それも赤ワインだけを、ここに上げたのはワンコインからなんと五桁のワインまで、したがってピンからキリまでありますが、味の差は金額ほどの違いはありませんよね、おそらく美味しさを数値化したとすれば、味の差に対してお値段は級数的になっているのじゃないかなと、そんな中でもお値段以上というワインが見つかると嬉しいですよね。

●エスクード・ロボ・ヴィンテージ・コレクション 2013

 エノテカで2000円ぐらいで買ったがネットでは3000円前後かな、ロスチャイルド家がチリで作る熟成をキーワードにした赤ワインとか、香りは控えめだがチリ産としては品がいい、味わいは果実味とアルコールとのバランスがよくてスッキリした中に美味しさがあるワイン、これは一般受けしそうな感じだが僕はもう少し複雑で厚みがあるものが好きかも、二日目は厚みも出てきたがザラつき感みたいな感触がが少しだけ、でも弱いながらも香りの品よしは変わらずで、チリ産の格安ワインとは別格のワインではある。

                                         

●チラーノ カベルネ・ソーヴィニヨン 2019

 スーパーで500円以下の値段であったがドンキでも売っているチリワイン、格安ながらバランスがいい飲みやすい味わい、しかし軽いというか味が薄めというか、やはり平っぺら感は免れない、このお値段ならまぁいいかという印象、大酒飲みの平均単価を下げるにはいいチョイスにはなりますかな。

                                         

●アルパカ カベルネ・ソーヴィニヨン 2020

 前に書いたカルメネールに比べるとこちらは酸味が強いので軽めの味わいとなっているなというのが第一印象、でも飲み進むとやや酸味は緩和してきた、二日目にはいいいバランスになって好みの味になっていたが、喉越しにはアク味というかやや刺激が来るのは仕方ないか、ワンコインワインとしてはイヤミがなければそれでよし、それ以上を期待してはいけません、また総じて香りは少なめでそれで広がりは感じられません、香りと喉越しに値段の差が大きく出ると思います、それが風味総体の差というものですかね。

                                         

●プゥドゥ サンタ バイ サンタカロリーナ カルメネール  プティ・ヴェルド 2020

 これもスーパーで658円で、チリのカレメネールらしい重い味わいのワインだが、同じ品種によるフロンテラよりも果実味がやや感じられる、でも両者共通で平板な印象は免れないところ、二日目は少しだけ丸みが出たかなという程度、大きくは変りませんがフロンテラのアルコール度が12%だったのに、こちらは13%というのが味には利いているかな。

                                          

●シャトー・ラクサード・アン・マルタン トロワ・ムーラン ルージュ 1998

 地下ピットにあったもので購入価格は不明、ネットで調べたら白ワインが有名らしい、赤では単にシャトー・ラコサード ルージュ2018の2442円というのが見つかった。20年以上の熟成期間なのでコルクが壊れて大変であったが、ワイン自体はまだシッカリ味で熟成で丸みが出ていてまずまず、でも一緒に飲んだカバノン インフェルノ2000が美味しかったので、それに比べるとプラスαの深みは無いかなと、来客もあったのでその日に飲み切ってしまったので二日目は分からず。

                                                                   

●シャトー・ラネッサン 2016

 貰い物で調べたらネット通販では成城石井で2700円前後、ボルドーなのでまだ硬い味わいかなと予想して飲んでみたら、意外と練れた感じで味のボリュームもあったが優雅さ柔らかさを伴う奥深い風味は今ひとつ、二日目もあまり変わらない、素質はありそうだがそれが表に出てこないで隠れたままという印象、華やかさがないやや鈍重なという味わい、このほうが食事に合わせるにはいいということか、特に凄いワインは食事な邪魔というが、僕は食事と合わせてなんて言う食通じゃないからなんにでもいい、ワインそのものだけの好みだけで評価していきます。

                                          

●レ・グランザルブル ヴァン・ド・フランス ルージュ 2019 ハーフ

 同じく貰い物で通販ではハーフは700円前後明、飲んだ最初の印象はオーガニックらしく優しい味ということではあったが、なにせ薄めの味というのもオーガニックだからか、ハーフだったのですぐに飲み切ってしまったので、あまり印象というか味の記憶が残らなかった。

                                         

●シャトー・ギショ・リミテッド 2016

 これも貰い物だが成城石井で1749円のワイン、最初の印象はやや酸味が勝ってはいるがバランスがいい軽めの味わいで、味は悪くはないものの、飲む前に鼻を近づけた時から喉越しまで感じられる香りが、僕の嫌いなあの麦藁っぽいヒネ香みたいなものがずっと、僕はこれが味を台無しにしていると思います、二日目は味とその臭いの両方がより強まってきていた、この匂いさえなければまずまずのワインと思うが、この果実由来とは思えない臭いは何なのか、これを好む人はいないはずでどうしてこれがと不思議です。

                                           

●サンタ・リタ スリー・メダルズ カベルネ・ソーヴィニヨン 2019

 スーパーで638円が2割引きだったのでどんなものかと、チリの安ワインに共通の濃い目の味ですが香りは少なめです、少々クドイ感じがあるのも共通かな、それが旅行で二日後に飲んだら酸味が強くなっていて、全体的に薄めの味わいになったのはどうしてなのか、ヘタッたんでしょうか、チリワインでこんなのもあるんですね。

                                          

●ヴィーニャ・エラスリス カイ 2011

 貰い物でいいワインというので数年寝かしておいたもの、それを金婚式当日の祝いにいいと開けてみた、ネット通販では2016年ものが17578円となっていた、一口含んだだけでもこれは旨いと、香りと味と熟成風味がパワフルに感じられる、やはり高級品は格違いですな、それでその日は日本酒も飲んだので半分ほどで満足し、二日目に残したらやや酸味が増したように感じられたがやはり美味しいです、アルコール度が14.5%というのも味に効いているのかも、こういうワインは瓶も重いので注ぐのには注意が必要です、こういうのがあるとなるとチリワインは侮れませんな。

                                           

 以上は飲んで酔っぱらいながら感じたであろう、朧げな記憶を翌日になって書き留めていたものを、同じ人間でもその時々で感じられるものには多少は違いがあるのかもしれませんので、あくまでも僕個人の好みからその時に感じただけの勝手なコメントと言っておきます。

 

 冒頭写真は最後のKAIを飲んだ時の夕食です、実は金婚式を迎えていいワインでと、本当にいいワインには食事は邪魔という向きもありようですが、我家はいつもとあまり変わらずで、ちょっとだけいい肉をといった食事でしたが。

 息子の嫁からは花が届けられたので、前回にアップした食堂の飾り付けの配置を変えて花を飾りました、さらにまだアップしていなかった飾り付けも。

                         

                            TV台にはまだ5月なので葵祭ミニチュアは残していました

 


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