ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

パリはヴァンヴ蚤の市で買ってきた小さな陶製人形

2010-04-24 17:44:22 | 工芸絵画骨董

 一昨年の6月には、この前1週間ほど会議とかで一時帰国したパリ在住の娘のアパルトマンに半月ほど居候して、パリ中心にしたフランスの旅を楽しんできた。その間の半日を女房が是非に行きたかったというヴァンズ蚤の市でのお宝探しに費やし、そこでこんなに安いと見つけたのがこの陶器製人形である。

 僕は普段日本では西洋骨董には目を向けないのだが、やはりフランスではさすがに西洋アンティークばかりでこれは致しかたなし、和骨董も少しは見られたがやはり手間と輸送費がかかるから高くて買う気にはならない。

 そんなわけで女房がアンティークアクセサリーなどを買うのにお付き合い、その際にこれも女房が見つけたもので、高さは8cm強というとても小さなフィギュアである。僕はこういうものについてはほとんど無知だが、裏のドレスデン、ジャマニーの文字にマイセンに近いところの磁器だとは分かったし、こういう人形があること自体は知ってはいた。

 日本に帰ってから調べたらドレスデンの陶製レース人形と言うんだそうだ。さすがに女房はこういうものは僕よりはかなり詳しくて、陶器製のフィギュアの値段で5€(当時の換算で700円弱)はとても安いと言う、それに帰りの荷物にもならないからとお買上げ。

                              バックスタンプ

 これってトイレの洗面台に飾るのには手頃な大きさ、でも今は食器棚のガラス越しに居間を眺めさせている。バックスタンプという窯印はネットで調べたが有名どころじゃないためか、該当するものは見当たらず、絵付の会社や時代は分からない。でもそんなには古そうじゃないし、顔の表情も感心するほどではないな。


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