桐生で第一土曜日に開かれる天満宮古民具骨董市は名前のように古民具が多くて、この鋳物製の炬火の蓋の透かし模様が気に入って買った。はじめから蚊取り線香を使うときを想定はしていたのだが。
30年前の軽井沢では蚊など見かけなかったけれど、そのかわり外では緑色の小さい虫がいて刺されると痛痒かった。その小さな虫には最近は刺されていないがそれに代わって小さな蚊が出るようになり、最近では立派な大きさの蚊も現れた。でも数は少ないのだがやはり刺されるのもイヤだからこの鋳物の中で蚊取線香を焚くようになった。
レトロな鋳物の錆色が薪ストーブ下のレンガ床に置くとマッチする、そして蓋の透かしの中からほんのりと煙が出てくるのも風情があっていい。こんなものでも使い方一つでオシャレな部屋飾りになる、やはり買っておいてよかったね。
これを書いた昨日の夕方に久しぶりに刺された、刺した小さな穴がはっきりと分かり、少し血が出て痛痒く、だんだんと腫れてくるから例の虫と思われる、夕方に半ズボンで草むらにいたのがまずかった。