日曜日の夜にこちらにやってきて、まずはやっぱり夜が涼しくて寝やすいのが一番ではあるねぇと。翌早朝にはスッキリ起きて朝食を食べてからまずやったのが山荘の周辺に自生する桑の実の採集、手を紫色に染めながら一時間も掛らずに300mlぐらいの瓶のジャム用を収穫することができた。冒頭写真は採集した実がなっていた桑の一本である。
手を染めて採った一部
桑については大昔に、木地師の里で両親用にと勧められたのが桑の木をロクロで刳り貫いた湯呑、何でもこれで毎日お茶を飲んでいると中気予防になるんだそうだ。、真偽のほどは分からないが、桑の実にも効能があるという話も聞く。いずれも大事なお蚕さんの餌となる葉の連想からかとも思われるが、体に悪いということは無いだろうと、プラスアルファがあればめっけものだぐらいのノリでジャムにしょうと。
上田の駅からすぐの場所に老舗の飯島商店があって、ここだけで販売するジャムは秀逸なのだが、夏場には桑の実のジャムも売られるはず。しかし生産量が少ないからと、一人一個のみということで売っていたと記憶する。やはり手で一個一個摘み取るとなると手間がかかるからなんだろう。それと黒く熟した実は落ちやすくて、かなりの確率で収穫分が減るのはしょうがないと思わないと。
あとはヘタが残るものは一つずつ小さい実からはずしてやらないといけないから手間も掛るとこぼす女房、でももっと採って誰かにあげようかなどと、手間さえ惜しまなければほとんどタダでできるわけだから、気が大きくなるというもんだね。
ジャムの完成、レモン汁も入れる
横浜に帰ってから、家で毎日牛乳を足しながら作っているプレーンヨーグルトに入れて、美味しく健康的に頂こうという寸法だ。