ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

軽井沢の山荘や周辺に6月上旬に咲いていた草花 後半

2013-06-14 15:45:22 | 信州日記

 前回の山荘の庭に咲いていたものに続いて今回は山荘周辺で見つけたものを、これらの植物では山荘内にも植えているものもあるが、まだどれも花が見えないのは遅れているのかも、中には群生した場所でないと花が咲かないということがあるんでしょうかね。

 では以下に山荘周辺に咲いていたものを撮った写真から、山荘の庭にも株はあっても花が見られないというものもここに。

 ヒトリシズカに遅れること一ヶ月で咲き始めたのはフタリシズカ、これはヒトリシズカよりも大きいから白い花が付いていれば暗い場所でもすぐ分かり、周辺では至る所の林間に見られる。

                                   フタリシズカ

 山荘の近くの日陰の場所に群生しているベニバナイチヤクソウは、今年は花を咲かせる株が少ないようだがどうしてだろう。当方の庭にもいくつかの株があるけれど、残念ながら一つとして花は見られない。他の場所の群生地も見てみたが、やはり花が無いようで、カキやミカンなどもたいに表年と裏年があるんだろうか。

                                         ベニバナイチヤクソウ

 ベニバナイチヤクソウと同じような日陰のさらに奥まった場所に群生しているのがマイヅルソウ、これも山荘の庭のもは花を付けていなくて、裏手の特に密集した場所だけでいくつかの花が見られた。単独にあって花が咲かなければ何ともないような植物、山荘にあるものはまだマダラに出ているだけで存在感が無いな。

                                マイヅルソウ

 これも林間で白い花を咲かせているから見つかるのだがササバギンランだと思われる自生蘭、イチヤクソウやマイヅルソウみたいには群生せずに単独でポツンと生えているだけ、この時期を逃すとまずこの植物は見つけられないのでは。調べたら土中の菌類と共生しているそうで、植え替えたりすると育たないそうだから今の場所でソッとしておいてやらないと、間違えても鉢植えなどにしてはいけません。

                                   ギンラン

 この時期の軽井沢の道端ではどこでも見られるのがフランスギクだそうで、マーガレットそっくりの花だが葉は全く違っていて、寒い地域に適していて、野生化したものが増えて群生化しているところもかなりある。マーガレットは寒い地方では冬を越せないということで、この花の種類は何だろうと思っていたが、昨年になってフランスギクと知ったが間違いないですかね。

                               フランスギク

 軽井沢の民家の庭などでは園芸種と思われるもっと紫色が濃いアヤメは密集して植えられていてもう満開状態となっていたが、野生らしいもっと青みの強いアヤメは咲き始めたばかりで、これは山荘近くの草地で見つけたもの。山荘では一株の一輪だけが蕾をやや大きくしていた。

                                      アヤメ


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