
階段箪笥は7段あるのだけれど、ここまでのあとの3段には以前に紹介したものを現在は置いているので、今回で一応の区切りとするが、ここには今後も節句飾りなどでも紹介することになるでしょうから。
皿立てに置いて飾るのはなます皿と同じ大きさではあるが、小鉢皿というべきもので普通の形よりやや深めで立上がり部分の形状が直線的と変っている、それでその側面にもしっかりとした絵柄が描き込まれていることになる。
これは房総白浜で海洋美術館というのに出くわせて、こんな場所でどういう美術館なんだろうと何気なく入ってみたら、網元が大漁だったことを祝って漁師に配ったという見事な特別着物の万祝を見物することとなった。
見終わってミュージアムショップらしきに戻れば、美術館増築の資金集めにと古伊万里などを少しばかり売っていて、数少ない中から選んだもの、一枚だけの半端物だが、あまり見かけない形だからと買ったおいた、おそらく明治ものでしょう。
土人形は両方とも鳴玉が入っているが、小さな猫は信州上田で買ったものだから鶴岡ではないと思う、家にあった木彫の小品盆栽用だと思われる盆台に載せている、もう一つは獅子舞の人形で、こちらは鶴岡人形だと思われるが、この人物は大黒様も模しているのかなぁ、はて大黒様、大国主と獅子舞に何か関連があったかな、聞いたことは無いから空似だろうか、土人形としてはあまり美麗なものより、後者のこのくらい扱いに年季が入ったものの方が僕には好ましい。
2009年9月からの再掲です、ここには今も時々は手持ちのいろいろな土人形のお出ましを願っております