モハ1005ーモハ1006ークハ2003 が 好き

大好きな伊豆箱根鉄道を中心に、思い出の電車のことや、「小さな旅」のことなどを書き綴りたいと思っています。

新性能化開始直前の青梅線

2012-07-06 16:58:00 | 旧型国電
青梅・五日市線が新性能化?されたのは1978年のことでした。それまで中央線の附属編成を用いた101系の運用が一部であったものの、73・72系を中心とした旧形電車でした。
新性能化とは言っても、ATC化準備のため京浜東北線に新製車が投入され、余剰玉突きに発生した中古103系によるものでした。
103系の導入は1976年11月中旬から始まり、この時の訪問は危機一髪?と言った感じでした。

当時の73・72系には様々な形態が存在していたものの、クハ79では63形として製造され無電装だったものも多く含まれていました。

1976年11月3日 クハ79120 立川駅


スマートなクハ79920番台は僅か1両しか配置されず、モハ72920番台は未配置でした。

1976年11月3日 クハ79942 立川駅


駅周辺のデパート、金融機関も名称が違います。駅ビルも周辺の高層建築も無いです。

青梅駅、ホームのリヤカーが時代を感じます。古いクハが多い中、クハ79430がスマートに感じます。

1976年11月3日 クハ79430 青梅駅


ラッシュ時には基本編成4両に附属編成を1~2両繋いでいました。クモハ40は当時の国電区間では珍しい存在でした。こちらは半流の40072

1976年11月3日 クモハ40072他5連 牛浜駅


こちらは切妻タイプの40033.きれいな車体に国労・動労の落書きは残念です。

1976年11月3日 クモハ40033 青梅駅


以下は当日の青梅・五日市線の編成表です。豊田電車区青梅派出所で資料を見せていただいて書き写したと思います。

1976年11月3日現在 青梅・五日市線旧形編成表

  立川←           →青梅・奥多摩・武蔵五日市

基 1 73079+78225+72516+79366     附 1 73515+79372
基 2 73607+78157+72658+79452     附 2 79465+73608
基 3 73017+78146+72675+79184     附 3 79357+73600
基 4 73519+78147+72715+79394     附 4 79421+73162
基 5 73103+79140+72553+79404
基 6 73601+78508+72708+79120     附 1 40072
基 7 73615+78182+72711+79158     附 2 40033
基 8 73609+78155+72850+79430     附 3 40061
基 9 73617+78220+72706+79942     附 4 40039
基10 73505+78502+72714+79398
基11 73207+78185+72718+79148
基12 73603+78216+72540+79166
基13 73503+78380+72633+79478

予備車・その他
    78186 73333 72694 73229 78509 79176 79180 79198
    79122 79467 73134 40073 40071
入場 78210 73137