くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

ターニングポイント

2011年05月26日 | Weblog

■先日、福井車庫センター所長から電話があって僕の丹生センターの処遇と会の規約整備の提案を拒否してきた。センター協議会も福井センターも関与しないという形になったので後は鯖江センターを相手にすればよくなったが、実質的にはもう仕事ができないのだから今までの経過で法的に保護される損害があれば訴訟で取り戻すということしかできない。問題は次の代理申請ネット企画に進むためにどう気持ちを切り替えるかということだ。訴訟で決着をつけると考えると時間がかかるのでなかなか気持ちが切り替えられないことにもなるが、、、。

訴訟代理人には僕の懲戒請求をした時の相手方代理人のA先生にお願いしよう。直接はなんだからまたI弁護士にお願いして紹介してもらうかたちにして、、、もちろん受けてもらえないかもしれないが、こうしておけば相手方はA先生に訴訟代理を依頼することはできなくなるのでA先生も断ることができる。おたがい仕事でやっていることで個人的な感情は何もないから特定の敵とみられるような関係にはなりたくないという配慮でもある。それよりI先生には訴訟での決着自体の考えを聞いてもらいたかった。I先生との連絡がつくまでの間、妙に重苦しい気持ちでぶらぶらしているといつの間にか同志S君の事務所のまえに、、、。

「なにかこのところくまさんおかしいよ!暗いブログばっかりで、、、本来のくまさんはいつも世界をとびまわっていてそんなごたごたなんて意に介しないはずなのに、、、大震災のときなどまさに専門に勉強してきた危機管理の話などブログで展開して欲しかったのに、しょうもない連中のごたごたの話など誰も関心ないんだから、、、いったいどうしたの!!」

「、、、、、(また言われたよ。自分でも、いったいなんでこんなムードになっていくのかわからないのだけど、、、)」

「もう齢なんだよ!年をとると人間視野がせまくなるもんだ!訴訟なんか絶対だめだ!くまさんならどんな仕事だってできるんだし、いくらでも新しい仕事はあるんだ。人間仕事とのかかわりで社会と繋がるんだから、きもちのふんぎりをつけて前を向いていかないと、、、」

「、、、(そうだとは思うが、、どういう風にふんぎりをつけるかがむずかしい、、、、でも、おっしゃるとおりです、、、」

先日、サルサの友にいじめの対策を相談された時に持ち出した僕の「着地点決定基準法則=真理は中間にあり」を思い出した。相手から逃げ出すか、それとも相手を追い出すか?その中間は、、なんとか相手との共存をはかる、、それが自分を守るベスト、とはならないにかもしれないがベターな着地点だ、という認識だ。そう考えると僕の方針もずれていたかもしれない。はじめからあきらめて廃業し趣味に生きる人生と、最後まであきらめることなく信念を貫きとおす人生。その中間で、周囲と協調できるかぎりの事をする。ならば、僕の提案がそれだろう。僕はちゃんと着地点に降り立っているのかもしれない。

どうしてぼくの判断や考えが暗くネガティブな印象を与えるようになってしまったんだろう?きっと、周りがみんなネガティブだったからだ。そうだ!僕のまわりは皆敵ばかりだと思っていたからだ。味方をつくれそうにないと思い込んでいた。それは俺一人で何とか処理できるだろうという傲慢さもあったろうし、なにより僕自身のためだけに努力してきたからだ。人は他人のために行動するときにこそ自己のパワーを発揮できるものだ。僕自身のためにだけでは僕自身の元気はでてこない、、、、、と、考えると気持ちがスーッとして元気が出てきた。

東京にいる会長に電話してネット受託関連の企画は支部長のいる広報でやらせてくれと頼むと総会には出るのかと聞かれ、総会が土曜だと知った。事務所移転手続き中で連絡が旧事務所に送られていたのだ。書士会事務所に行って懇親会にだけは出るようにした。その日は日本語のクラスがあり、夜はルイスの留学生パーティがある。

気持ちは決まっていたが帰りにI先生の法律事務所に寄って「人生相談」をうけた。

「長い人生、仕事とったとられたって事は誰にでもあるよ!今の人はネットとかあるんだし、、」

「僕は仕事を始めたときは救世主のように受け入れてもらったのにその1番の仲間から追い出されたという気持ちもあるし、、僕も人から同じ相談受けたらむずかしい訴訟なんてやめろ!って言うんですが、僕はもうこの年になって回りに気を使うようなこともない。人生最後の仕事と思うので他人から何をいわれようと気にしません。いままで何のために法律やってきたんだろう、と思うと僕のばあいは最後に自分のために訴訟技術を使うことでふんぎりをつけることもありかと、思って、、、」

「私はもう自分では仕事はしないのだけど、、論点を整理して是非「法テラス」に行ってみなさい!ご存知でしょ。若い弁護士が相談に乗ってくれますよ」

(、、、、、うーん弁護士が薦める「法テラス」か、、、、なるほど、、、)

いっときしてはっと気づいた。先生はすばらしいヒントを下さった。そうだ!行政書士会の「法テラス」ならぬ「手続き申請テラス」をネットで作ればいいのだ!

今日をターニングポイントとしよう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする