越前町の事務所を借りる話がはっきりしないためどうも調子がでない。なんとなく地図ソフトでも研究しようと「ゼンリン」地図シリーズをいろいろしらべてみた。デジタル住宅地図シリーズがあることを知った。従来の地図と基本的には同じで少し高くなる。
最近室内の気温が下がって寒いのでストーブを使うようになった。部屋に閉じこもると臭いがきになる。
AR_CADも今後できるといいと思って少し操作をやった。
なんとなく過ぎてしまう一日だった。
この前はいつあったんだっけ、、、。記憶がごちゃごちゃになっている。ま、いか。
妹たちが帰省することとの接点は墓参りだけになってしまった。お墓は父と母の時間につながる窓だ。
父が作った墓の字は父の字である。「いい字だなぁ」といわれてみると僕も良い字だと思う。 親父は弁護士の事務所に入ったとき、専門の仕事をさせてもらえず毎日「千字文」の習字をさせられた。2年後、先生と全く同じ字を書けるようになってから先生の印鑑をもって仕事をすることになったのだ。
ので、漢字はとてもバランスがいい。しかし仮名はくせが強くていいとは思わない。俺たちの世代、ワープロのため漢字も書けなくなってしまった。確かに習字やソロバンは日本人として「プロの道具」だ。相続できない日本人の技術だ。
■友人のT社PCのHDDが故障したのでサポートに連絡すると修繕費が6万円かかるといわれたそうだ。「2年前にHDDが壊れたので修理したばかりだ。なんでそんなにかかるんだ!欠陥商品じゃあないのか!」というと、サポートは「PCは精密機械ですから」といったそうだ。
ぶちきれた彼はなんとT社社長に直接手紙を書いてクレームを訴えたのだ。すぐに、T社はPCをすぐに回収するとともに「このようなユーザーの声が直接社長に届く機会はなかなかないことなので、ありがとうございました。」という感謝のメッセージが送られてきたそうだ。
今日はCSKの面接があり、3人の若い面接官からいろいろ質問された。もう歳なので若い人と学習するには遅すぎるから何か他に貢献できることはないかと聞かれた。で、英語対応ができるとか、法律的なクレームに対応できるとか言う他なかった。
もし友人のPCクレームの話を面接の前に聞いていたのならきっとうまい対応ができたのに、、、。
しかし勤務条件の話になると研修に2,3週間はいれるか、とかいう話になるので、開業準備をしていることを説明し、常勤はむりでアルバイトかできれば業務委託のほうがいい、、てな都合のよい話をするしかなかった。 ま、ちっと無理かも、、。
このソフトは操作がわかりやすいフリーソフトなのでいいと思った。JW_CAD的でもあるがいきなりの標準画面がA4に設定されているのがいい。書いたままという感じで使えると思う。といってもこれから操作を覚えようというわけなのだが、、、。
同じメーカーのシリーズに「実測君」というのがあって、デジカメ写真で測量ができるソフトがあったので試してみた。立体の測量には便利なことがあるかもしれない。ビルの高さを測るのに入り口に立つ人の身長を基準に計測するとか、、。看板をつける場所に看板の大きさを計測するとか、、そうだ看板屋に教えてあげよう。
TVがモニターで見えなくなった。パソコンのモニター切替が効かなくなっただけだがサンルームに持ち込んだパソコンが小さいのでちょっと迫力にかける。いっそのことコンピュータ類をサンルーム一部屋に集めてみようかな。
友人の行政書士Y氏を訪ね、自分も行政書士を始めたいと思っていることを話した。車庫証明という分野はこの20年間行政書士同士の仕事の取り合いの修羅場と化したところなので新たに車庫証明専業で食っていけない体質になっている。たとえ独禁法に抵触するといわれたにせよ実態はかわらない。
そのなかに敢えて開拓してやろうという狙いは、生存ぎりぎりのパイを両勢力から影響受けずに守ってやろうと考える競争相手はいないだろうとおもうからだ。ただ、ぎりぎりのパイの大きさの目標値設定と、思わぬ妨害でつぶされる可能性が微妙だ。
仕事の最大の敵は同業者の仕事仲間だという体質のなかで、的外れのねたみや誤解から攻撃されないためには対立勢力のいずれにもコミュニケーションを維持して目的を明確に伝えておく必要がある。それができる者はざらにいないだろう。まずは「敵を知る」ことから、、勉強した「危機管理」理論をフルに応用して、、、。
Y氏から思いがけず香港での就職情報を得た。さっそく履歴書等を送る。
冷たい雨が降り出したので外出はヤメ!ここのところ泳いでないのでなんとなくストレスが溜まっている気がした。雨の中、東山運動公園に向かった。着いた。ロッカーをあけた時水着を忘れたことに気がついた。ほんとにばかなんだから。しかし、エキササイズとサウナで2.5時間たっぷり汗を流した。
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■ハローワークの認定日。失業給付がこれで確定する。残す認定日は12月に1回のみとなった。帰りに出入り口に張ってある最新求人情報を見ていると後ろに立っていた「高齢者」男子2人が話していた。
「60歳近くなると全然ないよ!掃除や警備もない。女はあるんだよ。ホテルの部屋掃除だってオトコはあかん!」おもわず振り向いて笑ってしまった。
1年前設立のインターネット関係会社の求人があった。何をするんだかわからん会社が社内システム構築のためにSEを探していた。18万~40万だが総社員1名。電話連絡すらつかない。まるで幽霊会社だ。応募してみることにした。
どんなやつが何しようって言うんだろう、という興味で応募すること自体、オレはもうマジで探す気持ちがなくなっているのかな?
市役所で登録手続き書類を申請していると、行政書士時代の「日常感覚」が戻ってくるような気がする。戸籍事項証明書をみてびっくり。ヘーェ戸籍ってこんなんになったの。
登記簿もそうだが、昔の戸籍謄本みたいに、付表なんぞビラビラが何枚もくっついた、解読にパズル的興奮をかきたてるような、、それがレトロになってしまって、、、もうオレもロートルなんだって。
午後5時直前に1週間前に入社試験を受けた会社から選考が手間取ってるから明日再度連絡するという電話がはいった。今日まで連絡がないと不合格ときいていたのだが、とうの以前にだめだったと思っていたので、うれしいというよりウザッタイ。どうにでもしてくれ!(オレ完全にすねてる)
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■「モバイル行政書士」というか、「でまえ行政書士」というか、訪問サービスという新形態の現実性に自信がもてたので開業のプランを立てようと思った。行政書士会に行く。
会の伊藤事務長さんは検察庁出身で当然父のことは知っていて「それじゃあ知らん仲じゃないや」と、「親父さんの事務所に背の高いTさんがおられたねぇ」「いや、そんなんいませんよ、、、」(実は後でハッと気がついた。そういえばTさんいたっ。自分の家のことなのに、、すっかり忘れてしまって、、なんでこの人よく覚えてるの!)
弁護士相手に裁判所・検察庁の記録謄写サービスという特殊な仕事もしていた父はその業界では有名で、当時名古屋管内で親父の名前を知らない弁護士はモグリといわれていた。亡くなって20年にもなるのによく知っている人がいるとうれしくなる。
しかし親父も今考えると、ニッチな分野をうまく捉まえたもんだ。本人は「オゾイ仕事や」といつもこぼしていたが、、。
どうも、行政書士開業登録には2ヶ月以上かかってしまうらしい。仕事ピーク時期の2月に間に合わせるにはすぐにもスタートしないと遅れてしまう。モタモタしてられない。
同じビルの下の階には古巣のシルバー人材センタにちょっと顔を出したら皆さん歓迎してくれた。顔をしらない新入りの高齢者が数人いた。女性の新局長とは初対面。「師匠」は不在だったがまた連絡してみよう。柿をくれるかもしれない。
まだまだシルバーとは何か仕事で関連がでてくるような予感がする。
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■大野に訪問サポートがあったので出かけた。案の定途中から降り出した。寒くて参った。親切なお客さん宅でお湯で手を温めてお茶をいただき作業。つい話し込んでしまった。帰りも寒い雨。これからはもう重装備で出かける季節になった。
マコさんから教えてもらったDC/ACインバータを調べて実物を見ようと家電店に出かけて聞いてきた。どうもワット数をチェックする必要があるらしい。車でプリンターを使う試みは案外問題ないかもしれない。モバイルPC電源をシガレットケースからとりだすインバータは持っていたのだが、これは使えるかもしれない。
売り場でウイルコムのW-ZERO3を見つけて触ってみた。PDAというよりパームトップという感じ。インターネットを見るだけでなく、WordExcellの他PowerPointが使えたりPDFの受信ができる。手書き入力でメモも多少できる。録音メモや音声認識ソフトも使える。外部記憶にminiSDカード、USB接続もできる。
関連書籍も多く、若い世代によく売れている。FreeSoftもいろいろあり、とくに興味ある点はリモートデスクトップやリモートアクセスが使えるようで、さらにサーバのルータとして使えるようだ。「ちず丸」も標準装備のようなのでGPS的な使い方も可能。
3万円台だから、インターネットを使ったスペイン語辞書として使うことができると考えると、値段も手ごろかなと思う。新しいバージョン「ES」は携帯風デザインで名刺読み取りもできる。非常に気になる製品だ。
■私より一回り年上なのにしっかり働いているNさんが壊れたパソコンを持ち込んできた。HDDがだめになってるから製造元に送るようアドバイスして、Nさんの息子さんの話を聞いた。
親に似ない、おとなしく控えめで、没頭型、しかし親としてはちょっと元気のないのが気がかりらしい。人間は一度つまづくとその後立ち直れなくなるんだという。ちょっとちがうような、正しいような、、、。
■夕方、T君が訪ねてきた。息子が友人の結婚式の祝賀会に参加するためにわざわざ帰ってきたんだそうだ。車で乗せて行って会が終わったらまた乗せて帰るアッシー君に使われているという。
不満たらたら言うので、「今の若者は皆そうだ、友達ならどこからでも会いに来るもんだ」と答えた。息子の友人にやきもちやいても仕方ないのに。
父親と息子の関係というのはいろいろ微妙なかたちになるようだ。自分のことを振り返っても父親の死後15年たって親の気持ちにやっと心当たりを見出すようなこともある。
Nさんはなんとか息子の世話をやきたいのだし、T君はなかなか顔を見せない息子にいらいらしてるようだ。最近少し父親の心理みたいなことがわかるようになったっていうことかな。