暑い日が続きますが、学校の体操着は夏場には不向きそうで、体操着も今の時代に合ったものの方がいいように思うのですが…。やや厚手の綿が70%で主体の体操着で、水分は吸収しそうですが、吸った水分の蒸発はなかなかしにくそうです。なおかつ大きなゼッケンが付くので、その部分は、重ね着している状態になってますし。
写真の右が、いくさんの中学校の体操着で、左が部活で使ってるシャツです。部活のシャツは、ポリエステル100%のメッシュ生地で、シャツ自体は汗はあまり吸わないけれど、汗の蒸発をなるべく妨げないように、通気を良くしている感じです。
私はあまり詳しくないのですが、身体を動かすスポーツや登山などでは、どの季節でも汗を吸ったままになる綿素材は、着てはいけないぐらいの感じだと思います。汗を吸ったままで蒸発しにくいと、夏場は身体を冷やすことができず、冬場は運動後に吸った汗が冷えて身体を冷やす…と、いいことないようなのですが。
洗濯してても、綿は、関東ロームの湿った粘土汚れを、染まるかのように繊維に取り込んで?くれ、さらに色が白いので、毎日落とすのに苦労したり洗剤を消費したりが、とても非合理的なのですが…。
機能性繊維の開発製造大国?でありながら、学校の体操着が我々の時代とほとんど同じモノ…というのは、さすがに変えていかないと…と感じます。学校が、前々時代的なコトやモノの集まってる異次元な?世界…とはいえ…。