以前1,2度アップしたと思うけど、『辻井伸行さん』の番組が昨夜BSであった
『辻井伸行奇跡の扉を開いた10年の軌跡』と題して2時間のスペシャルがあった、再かも・・
産婦人科医師の父と元アナウンサーの母との間に、1988年9月13日(現在22歳)に生まれ
るが、生まれながらの全盲でした
神は彼から目を奪った代わりに天才的な耳をあたえたのか? むごいなぁ~と凡人の私は思
うけど・・・
とにかく、すでに8ヶ月あたりから天才の兆しがあったようです
そう彼は「天才ピアニスト」なんですねぇ~
目が見える天才ピアニストは世界にもいらっしゃるのでしょうが、全盲の天才ピアニストは彼だ
けではないかと思います
何しろ楽譜を見ることができない、耳からしか音を入れることができない、最初から・・・
私と比べるのは陳腐ですが、わずか1ページの短い曲ですら楽譜なしで私は弾けません
自慢ではありませんが、それを何十分もあるようなクラッシックの長~い曲を一度聞くだけで覚
えちゃうんですよ
その上、演奏会やコンクールでは10曲近くを弾くんですよ、それだけでも天才そのもの
また、その上彼の演奏は聞く人々に感激を与える、なぜか・・・
ある作曲家が言ってました
作曲家は自分が頭の中に描いたものを、記録に残し、人に伝えるために楽譜を作る
目が見える人はその楽譜からまず入っていく、しかし、彼にはその楽譜が見えません
作曲家が思い描いた頭の中を直接音で捉え、彼の中に広がり、彼の感性がまざり音となって
出て行く、そこが他の人と違い、聞いた人々を感動させるのではないかと・・・
そうかも知れないと、一人感動してしまいました
それともうひとつ、彼が演奏をする大きな理由のひとつに、人に聞いてもらいたい、人を感動さ
せたいということを口にしていました
1991年9月17日で二十歳になる石川遼君も、常々口にしている、ギャラリーの皆さんを楽し
ませたい、そして、多くの人に応援されたい、それが彼の原動力でありゴルフをやってきた今ま
でであり、これからであるように思っていたので、芸術と勝負の世界は違えど、誕生日も近いこ
とだし、この二人の共通するすばらしいところではないかなぁ~なんて、すばらしいピアノ演奏
を見なから、一人感動した私でした
このところの気温の上昇でウォークが結構体にこたえている私です
今あちらこちらでこの花を見ます、鈴なりできれいなことこの上ないです
やわらか~い、淡~いピンクがなんともいえません
回りの草と見比べても、あまり大きくない植物です
私は初めて気づいたのですが、その気になって見ながら歩くと、結構広範囲で咲いてました
ちっちゃい花のなんて可憐なこと、つぼみもまだたくさんあるので、当分楽しめます
全盲の辻井伸行さん、素晴らしい方だと思います。
彼を育てたお母様も素晴らしいですね。
音楽にはとんと縁がない私ですが、子どもを育てたことはあります(健常者ですが)
もし、子どもが全盲だったら どんな育て方をするだろうと思うと、お母様の功績も素晴らしいと思ってしまいます。
石川遼くんにしかり、陰で支えているご家族の方 尊敬します。
もちろん、本人もそれ以上に努力もあるんでしょうね。
素晴らしいの言葉しか出てこないです。
この中には書きませんでしたが、ご両親、6歳から12年間彼を厳しく、やさしく、実にきめ細かく指導をされた先生、その後、彼の才能を彼のためであり、音楽界のためであり、日本のために伸ばしたいと思う人たちの思いと行動が
彼を後押ししていることも、彼の今があると思います
遼君もご両親の深い愛情あっての遼君でしょうね
どなたかが、遼君についての本の中に、子供の頃、天才、神童と言われた子達が、成長するとただの人とならないために、回りの大人たちがうまく育てていく必要があると書かれていましたが、ほんとにそうあってほしいと願わずにいられません
なにしろ、才能を持った子供たちは、日本の宝ですから・・・