“６０歳のラブレター”

“６０歳のラブレター”という題に興味を引かれて、録画を撮って見てみました。

３人の６０歳になる男性を軸に、彼らの家族とのかかわり、そしてこれからが描かれ

ている。

題の由来は新婚旅行で道に迷った二人が、お世話になった写真館で、主に進めら

れ、ばからしいと夫は書かなかったが、妻はこっそり３０年後の６０歳になっているで

あろう夫へ宛てた手紙を書き残していたものが、配達されたことからつけられている

みたい。

最初は６０歳になり、なんらかの理由で、夫に、妻に手紙を出すのかと思っていた。

三者三様の６０年間があり、今があり、これからがある

壊れかけていた又は壊れた夫婦が、病気や、愛人と仕事への挫折によって、何を大

切にしなければならないか、こころの奥の自分に気付く。

これを見て、以前聞いた話を思い出した。

形は壊れていないけれども、中身は半ば壊れかけていたある熟年夫婦が、退職を

機に海外旅行へ行くことになった。

妻はもちろん気乗りしないが、しかたなく参加

ところが、海外で今まで知らなかった夫の姿を見ることになる

妻を気遣い、積極的にエスコートする夫に驚き、見直したとの事

そのことが、今では硬くなっていた妻の心を、溶かし、やわらかくなった心は、すっか

り忘れていた、夫への思いやりや、優しい言葉になって現れ、それによってますます

夫婦の間が良いものへと変わって行ったそうだ。

相手を大切に思う心、少なくとも結婚当初はそうであったものが、違うもの同士の同

居、生活、子育て、等など経験のない事だらけのオンパレードに、戸惑い、不安、あ

せり、苛立ち、怒り、悲しみと不安材料には事欠かない

それを、運命共同体又は同士と呼ぶべきでしょうか、乗り越え切り抜いて進むうち

に、そのことにのみ集中してしまい、苦楽を共にする同士への心を忘れがちになる

のかも知れません

たまに思い出します、結婚当初「早く熟年夫婦になりたい」と思いました

自分自身にも、これからの生活にも不安が大きくのしかかり、早く安定した夫婦にな

りたいと思ったのです

周りを見る限り、夢を描ける見本がなかったからです

１９７５年３月２３日に籍を同じゅうして今年で３５年。

おかげさまで、不安ははずれ　ムフッ　なぁ～んちゃって失礼しました

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

我が家のアジサイは同じ木なのに色が違うんです なぜだろう

手前はちょっとピンクがかってはいますが、奥は完全に青です

こちらは完全にピンクです

ここでは完全な青とピンクが同居です

土の「アルカリ・酸性」で色が変わるのは聞いていますが、同じ場所なので不思議で

す。昨年までどうだったのか、記憶にありませんアハハ