第15回【足固めの儀式】
NHKが出している【大河ドラマガイド】を持っているので、【上総介】が
どうやら殺されるのでは・・・と言うのは知っていた
先だって【土曜スタジオパーク】に佐藤浩市さんが出演
もちろん【鎌倉殿の13人】に出演していてのことで、大河で共演している
浩市さんへのコメントに【大泉洋・山本耕史・小栗旬】お三方のVTR出演
三者三様の色んなコメントがあった中で、15回の佐藤浩市=上総介について
大泉洋は【神回】山本耕史は【ある意味最終回と言ってもいい】
小栗旬は【台本を読んで、震えがくる回】・・と・・・絶賛
前回、今まで一緒に戦ってきた坂東武者達の中に、頼朝に対する不平不満
がつのり不穏な動きがくすぶり始めている様子が描かれていたが
いよいよ今回(15回)頼朝に対する謀反が実行される
坂東武者たちの不平不満を知っていた義時は広元に相談したところ、密偵の
ように上総介に仲間に入ってもらうようお願いをする
様々な要因があり、謀反は防がれたが、頼朝はその責任をよりによって
上総介に負わせ見せしめとして謀反を企てた者たちの前で切り捨てる
義時も騙されていたことを知り必死で抵抗をするものの、頼朝の気持ちは
変わらず、義時達の目の前で訳も分からず打たれる上総介
顏を伏せ、大粒の涙を流しながら耐えていた義時が、たまらず助けようと
立ちあがったとたん「小四郎!来ればお前も切る!」と頼朝に一喝され足が
止まる
この瞬間、上総介は全てを察し、涙にぬれた義時と目を合わせ、微笑むと
絶命する
「今こそ天下草創の時、わしに逆らう者は何人も許さぬ、肝に銘じよ!」
頼朝の一括に皆は平伏する
涙でぐしゃぐしゃの顏で、茫然と立ったままの義時と頼朝の視線が暫し
ぶつかるが、力尽きたように義時も膝をつく
そして、事切れて横たわる上総介の姿を見つめる義時の涙は止まらない
私も【衝撃】過ぎて、唖然、茫然・・・こんなことって・・・(ToT)/~~~
そして、旬君、泣きましたねぇ~
旬君の泣くシーンはこれまでの作品で、結構沢山見て来たなぁ~
思い起こせば、どれもこれも皆切なくて、旬君の涙に弱い私は
まだその衝撃から立ち直れていない(ToT)/~~~
又、従兄であり親友であり朋友であるからこその義村からの義時の
心を見透かした厳しい言葉に、義時が可哀想だったなぁ~
そして、最後に「おまえは気づいていないようだが、頼朝に似てきたぜ
これは褒め言葉だ」と言われる義時
これから【二代執権】として上り詰めて行く義時の変貌していく人物像の、
前触れとしての言葉、「そ~なんだぁ~」と私も衝撃を受けた
打ちひしがれた義時を一時でも笑顔にした嫡男(泰時)の誕生
夫義時の心の内を思いやる八重の表情に、私は胸が熱くなる(T_T)
今回の頼朝を見ていて上に立つ者の大変さも少し考えさせられた・・
いやぁ~ほんとに【神回】【ある意味最終回】【震える回】だった(>_<)
あれ?違うの?と裏切られるスリルがありましたね。
頼朝の冷徹さの本音が真実になる回でした。
義経との兄弟の諍いも、どんなドラマになるのか楽しみです。
主人公役は小栗旬でしたよねえ、
いつ、そちらが主人公の内容になるのでしょう?
タイトルの【鎌倉殿の13人】が示すように・・・