島根県安来市に1970年に地元実業家「足立全康・あだちぜんこう」氏が開館
質量ともに日本一として知られる横山大観の作品は総数130点にのぼり、足立コレクションの
柱となっている。
足立美術館のもう一つの特色は、その広大な日本庭園。
庭園は「枯山水庭」「白砂青松庭」「苔庭」「池庭」など6つに分かれ、面積5万坪に及ぶ。
全康氏自らが、全国を歩いて庭石や松の木などを捜してきたとのこと。
専属の庭師や美術館スタッフが、毎日手入れや清掃を行っていて「庭園もまた一幅の絵画で
ある」という全康氏の言葉通り、絵画のように美しい庭園は国内はもとより海外でも評価が高
い。
日本庭園における造園技法のひとつである借景の手法が採られ、彼方の山や木々までも取り
込んで織り成す造形美は秀逸です
館内に入って本館への渡り廊下より最初に見える庭と本館
本館から今渡って来た廊下と庭を写したもの
壁一面がガラス張り、カメラを向ける人、椅子に座り静かに景色を堪能する人 それぞれ
さりげなく隅に置かれた巨大な墨・・なぁ~んちゃって
ガラス越しのためちょっと色付だけれど、借景と違和感のない広がりがすばらしい
パンフレットにも載っている場面、窓枠が額縁になるよう作られている
私としてはこちらのアングルの方が好きかも
かなりの高さから落下する滝、私のカメラで望遠にして精一杯のところにある
一部の隙もない本当に絵画のような庭を堪能した、すばらしいの一言
すばらしいけれど、私の好みではない
なんて言うか、自然だけれど、それなりに手が入っているような庭が好みなんですね
作られすぎている庭は、ちょっと息苦しさを感じてしまいます
何しろ束縛を嫌うアバウトな私ですから
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