涼風鈴子「ホントにやるんですか?これ?」
スタッフXYZ「ええ、是非ともという話に成っています……んで、もう今、オンエア中ですよ、いんちきDJ」
タイトルコール「臨時番組、涼風鈴子のイブニング・オン・マンデー」
涼風「マジッすか?マジッすか?マジッすよ、これぞインチキDJ番組だったりしてねぇ~と朝とは裏腹にご機嫌よろしいヘタレソツネイラが1匹いますが」
八丁畷同心海芝浦偽左衛門「お待ち下さい、八丁畷同心海芝浦イ為左衛門です」
涼風「呼んでいないんですが」
アドバイザーイドワイザー「たった今、ヘタレソツネイラが、まぁいいや、こんな時だし、出たって問題無いよね、で出演を決めたようでごわすねぇ」
海「いつもの勢いとノリと調子に乗って急行特急THに踏み切った様で。では、ここでお約束をやりたいんですが」
涼風「そいつは止めておいた方がいんじゃね?八丁畷の旦那」
ア・イ「でも台本はそうなってますからねぇ」
海「(スタジオの燭が暗くなり、BGMが流れる)毎回毎回のワンパターンの台本には飽きたぜ、ヘタレソツネイラの旦那」
急行特急TH「--この間の発言は内・緒っ。許してねぇ~--。うげぇえぇえぇ」
涼風「よし、はったおす。確実にはったおす(海芝浦と急行特急THに張り手を食らわす)!うぉらうぉらうぉら(ビシバシ効果音)」
ア・イ「あ~あ~始まったよ、始まったよ。でもその台詞、どっかで聴いた事あるなぁ。公にすると厄介なんじゃ?まぁ良いですよ。涼風さん、暴走はその位にして、番組進行させましょうね゛っ!!!(涼風を取り押さえる)オウケイですか?」
涼風「何とか復活しました。これでは何時もの“Morning on”ぢゃねぇ~かよ。名前だけ変えても中身が同じってのはどうなんすか?」
海「こうなんですよ、インチキDJ(こてつを抜き涼風に襲い掛かる)」
涼風「だからチャンバラごっこはやめいっ!(海芝浦に生クリームタップリ皿を浴びせる)。全く何をやらして何をやってんですかっ!今は平成なんですよ、江戸ぢゃないんだからねぇえぇえぇ~。とまぁ、お気楽なもんですね。朝や昼の苛々感や憂鬱感はなんだったんでしょうねぇ。幾ら夕方だからって、ドンチャン騒ぎって場合ぢゃねーだろうがっ!と言いました所で、臨時番組、これにて終わります。身も蓋も無い何時ものオチに苛々しているのはリスナー諸氏だけでなくあたしも同じです。あ゛~疲れたぁ~」