今月の特集は「女たちの戦国古城」
戦国期は男たちだけが戦ったように感じるが、いつの世も男と女はいたのであるから、女たちも戦っていた、と考える。
女たちは戦好きの男の陰で泣いていた、というのが世の中の一般的イメージであるが、そうでもないだろう。
「戦(いくさ)」というのは、自分たちを守るため、自分たちがより幸せになるため、総力を尽くして勝たなければならなかった、のだ。
「戦いはやめて平和的に話し合いましょう」なんていうのは、そうそうありえなかったと思う。
なぜなら、それは「負け」となり、負けは不幸だったからだ。
今になって「平和」というが、平和を求めて戦っていたのであって、平和が幸せであるという今の考え方や定規でもって昔を測るのはいかがなものか、と思うのである。
歴史読本を何冊か読んでみれば、人の世というのは、なんてはかなく頼りなく、欲と誤解と優しさと情がもつれあって、それゆえ傷つけあうのだろう、ということがわかると思う。
だれも、戦い、を礼賛なんかしないのだ。戦いの中に「人」を見ようとするのだ。
ところで、歴史読本のなかのお気に入りのコーナーに「読者のページ」というのがあって、その中に「文通」の募集があったのだが、年々減少傾向にある。いまどき「文通」なんだと離れて見てたが、その一方で「隙があらば」と思っていたりなんかして・・・
二月号では、とうとう誰も募集をしていない。なんだか淋しい。
追伸
「漫画時間」(いしかわじゅん)を読んでいます。
「ローマ人の物語」(塩野七生)8・9・10巻を購入。いよいよです。(って、なにがだ!)
戦国期は男たちだけが戦ったように感じるが、いつの世も男と女はいたのであるから、女たちも戦っていた、と考える。
女たちは戦好きの男の陰で泣いていた、というのが世の中の一般的イメージであるが、そうでもないだろう。
「戦(いくさ)」というのは、自分たちを守るため、自分たちがより幸せになるため、総力を尽くして勝たなければならなかった、のだ。
「戦いはやめて平和的に話し合いましょう」なんていうのは、そうそうありえなかったと思う。
なぜなら、それは「負け」となり、負けは不幸だったからだ。
今になって「平和」というが、平和を求めて戦っていたのであって、平和が幸せであるという今の考え方や定規でもって昔を測るのはいかがなものか、と思うのである。
歴史読本を何冊か読んでみれば、人の世というのは、なんてはかなく頼りなく、欲と誤解と優しさと情がもつれあって、それゆえ傷つけあうのだろう、ということがわかると思う。
だれも、戦い、を礼賛なんかしないのだ。戦いの中に「人」を見ようとするのだ。
ところで、歴史読本のなかのお気に入りのコーナーに「読者のページ」というのがあって、その中に「文通」の募集があったのだが、年々減少傾向にある。いまどき「文通」なんだと離れて見てたが、その一方で「隙があらば」と思っていたりなんかして・・・
二月号では、とうとう誰も募集をしていない。なんだか淋しい。
追伸
「漫画時間」(いしかわじゅん)を読んでいます。
「ローマ人の物語」(塩野七生)8・9・10巻を購入。いよいよです。(って、なにがだ!)