読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

総務部総務課 山口六平太

2005-01-30 21:30:21 | 読んだ
第47話(47巻)です。「大日自動車保育室編」となっています。

六平太は「じゃがいも」みたいな風貌であるが、実は「目から鼻に抜けるような才子」である。
二枚目で六平太のようなことをしていたら、失脚する。
彼は、自分の容貌をうまく利用している、と思う。

兎も角「大日自動車」で巻き起こる事件を全て解決しているのだ。
それで、まだ係長にもなっていない、というなんとも不思議な人物である。

とても六平太のようにはなれないなあ、と、思う。
が六平太のようになりたいとも、あまり思わない。

傍から見ればなんだが、有馬係長は絶対自分は幸福だと信じているだろうなあ。
そういう風になりたい。
例え誰からなんと言われようと、自分は幸福だと信じている人こそ強い。

この物語、あの総務課の面々がいるから、面白いのである。
ただ、京子と真弓の私生活が描かれたことがないので、彼女達はある面ミステリアスなのである。

六平太が社長になるまで続くのであろうか、しかしまだヒラなのだ。
島耕作は常務取締役になったのに。

追伸
 「俥宿」(出久根達郎)「ローマ人の物語11」塩野七生を読んでいる。
 来週は科目修得試験だというのに・・・




コメント
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