読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

篤姫 -NHK大河ドラマ-

2008-03-02 23:05:16 | 観た、聴いた
笑ってしまう、面白さである。
時代劇の形を借りた現代劇とも言える。

面白い、ということだけでいえば、及第点である。
しかし、大河ドラマはそれだけでいいんだろうか?
この歴史が本当の歴史と思い込んでしまう人が多いのではないだろうか?

近年、大河ドラマは「面白さ」に傾注しすぎではないだろうか。
多分そこには「視聴率」というものがあると思うだが、視聴率が高いのが「いい番組」という考え方はいかがなものか。
もしその考え方で言えば、衆議院で大多数の議席を持っている自民党は「いい政党」ということになるではないか。
どうも世の中「おかしい」と思うのである。

話題を戻して「篤姫」である。
これは完全にフィクションであることを表明してはどうだろうか。
つまりここであらわされているのは「歴史」ではありません、歴史と時代をかりて作り上げたフィクションです、と言ってほしい。
そうでないと何かと「危険」ではあるまいか、と思うのである。

娯楽としては面白いと思うのであるが、勘違いする人が増えるんだろうなあ、と心配をしているのである。

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