読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

何を読みたいか?

2008-03-11 22:01:18 | 読んだ
ほっとするようなものが読みたい。
登場人物には悪人が一人もいないのに、物語が生まれる。
それは善意と善意のすれ違い、あるいは勘違いから生まれる物語。

ふわっとしていてほわっとした雰囲気。
そんな物語はないだろうか?

今の世の中は「厳しくせこい正義」が大声を上げている。
物語りもドラマティックでいながらはっきりしないものが多い。

つまり主人公に感情移入できるものが少なくなっている。
それだけ一人ひとりの感情が違ってきて、普遍的なものが少なくなってきたのかもしれない。

というようなわけで、本屋に行ってみたのだが、しっくりくるものがなかった。
で、次の本を買ってきたのである。

1.春秋名臣列伝 宮城谷昌光 文春文庫
2.カラマーゾフの兄弟1 ドストエフスキー 訳・亀山郁夫 光文社古典新訳文庫

さて、読んでどういう気持ちになるだろうか。

「ブログ村」というところにこのブログを登録しています。読書日記を探しているかた、下のバナーをクリックするとリンクされていますので、どうぞご覧ください。またクリックしてもらうと私の人気度が上がるということにもなります。そのへんもご考慮いただき、ひとつよろしくお願いします。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする