10月号から連載が開始されたのである。
注目の「シモネッタ」こと田丸公美子のエッセイである。(『注目の』というのは私的に注目していることである)
このところ立て続けに、田丸さんのエッセイ集を読み、故米原万里を思い出し、そして通訳というのは比較文化論を実感している人たちなんだなあとうらやましがっていたのである。
通訳の世界、というだけで興味津々なのに「シモネッタ」なのである。
このシモネッタというのは米原万里さんが田丸さんに与えた(つけた)あだ名である。
田丸さんはイタリア語の通訳である。従って通訳の相手はイタリア人である。
このイタリア人がシモネタのオンパレードのようである。
従って好むと好まざるとにかかわらず、或いは朱に交われば赤くなる、悪貨は良貨を駆逐するの例えのとおり、田丸さんもシモネタには平気ならざるを得ない、いやそれを通り越して自らが「シモネッになってしまったのである。
こういう人が書くエッセイだもの面白くないはずがない。
第1回の今回は「ローマの白い奴隷」という題である。
ローマから日本観光に来たときに知り合った「クララ」という女性、30年あまり友情を育んでいる親友の話である。
そのクララには不思議な能力があるらしい。その能力はヨガを始めてから強くなってきた。
ちょうど「ゆめつげ」を読んでいるときだったのでこちらも不思議な思いがしたのであるが、クララは「夢告」の能力があるというのである。
そして「夢」でみたことが現実になってしまう。
という話である。
シモネッタ的なところもあるが全体としては真面目な話である。
次回以降どのような話が出てくるのか、オール読物の楽しみが増えた。
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注目の「シモネッタ」こと田丸公美子のエッセイである。(『注目の』というのは私的に注目していることである)
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通訳の世界、というだけで興味津々なのに「シモネッタ」なのである。
このシモネッタというのは米原万里さんが田丸さんに与えた(つけた)あだ名である。
田丸さんはイタリア語の通訳である。従って通訳の相手はイタリア人である。
このイタリア人がシモネタのオンパレードのようである。
従って好むと好まざるとにかかわらず、或いは朱に交われば赤くなる、悪貨は良貨を駆逐するの例えのとおり、田丸さんもシモネタには平気ならざるを得ない、いやそれを通り越して自らが「シモネッになってしまったのである。
こういう人が書くエッセイだもの面白くないはずがない。
第1回の今回は「ローマの白い奴隷」という題である。
ローマから日本観光に来たときに知り合った「クララ」という女性、30年あまり友情を育んでいる親友の話である。
そのクララには不思議な能力があるらしい。その能力はヨガを始めてから強くなってきた。
ちょうど「ゆめつげ」を読んでいるときだったのでこちらも不思議な思いがしたのであるが、クララは「夢告」の能力があるというのである。
そして「夢」でみたことが現実になってしまう。
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