このシリーズも5巻目である。
番外編として「女子大生会計士はじめました」というのもあるので、実質は6冊目である。
主人公藤原萌実は女子大生で公認会計士、という設定。
そして相棒の会計士はカッキーこと「柿本一麻」である。
この物語の登場人物のほとんどが平安朝時代というか百人一首の作者たちの苗字が使われている、というのが一つの趣向となっている。
またこの物語はドラマ化されるそうである。
そしてすでにマンガ化されているとのこと。(読んだことがないゆえ詳しくはしりませぬ)
というわけで大きくブレイクする可能性がある。
さて、この物語は監査法人に勤務する公認会計士が監査を通じて各会社の会計取引上の矛盾・意識的な錯誤を発見し不正を糺すというものであり、その矛盾や錯誤が会計学的に面白いというか勉強になるのである。
今回のvol5では、村咲紫(むらさき ゆかり)という会計士が登場する。
vol5は「村咲紫編」というものである、と著者があとがきで述べているとおり、今回は全編をとおしてこの村咲が重要な役割を果たす。
監査を通じて各種の問題点を現してゆくことは、これまでの事件簿と同じで、納められている4つの事件にあるのだが、4つの事件を通して語られているものがある。
会計取引には経営者の意向を反映して行われるものがあり、それが一概に違法とか反則とは言えないのであるが、その経営者の意向が「悪意」に基づいていると問題がある。
そのあたりが、今回のシリーズの核になっている。
会計に興味のない人でも、割とわかりやすく解説もされているので、おもしろく読めると思う。
特に今回は「ライブドア」を思わせるような事件が柱となっているので企業買収におけるカラクリを知ることができる。
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番外編として「女子大生会計士はじめました」というのもあるので、実質は6冊目である。
主人公藤原萌実は女子大生で公認会計士、という設定。
そして相棒の会計士はカッキーこと「柿本一麻」である。
この物語の登場人物のほとんどが平安朝時代というか百人一首の作者たちの苗字が使われている、というのが一つの趣向となっている。
またこの物語はドラマ化されるそうである。
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というわけで大きくブレイクする可能性がある。
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vol5は「村咲紫編」というものである、と著者があとがきで述べているとおり、今回は全編をとおしてこの村咲が重要な役割を果たす。
監査を通じて各種の問題点を現してゆくことは、これまでの事件簿と同じで、納められている4つの事件にあるのだが、4つの事件を通して語られているものがある。
会計取引には経営者の意向を反映して行われるものがあり、それが一概に違法とか反則とは言えないのであるが、その経営者の意向が「悪意」に基づいていると問題がある。
そのあたりが、今回のシリーズの核になっている。
会計に興味のない人でも、割とわかりやすく解説もされているので、おもしろく読めると思う。
特に今回は「ライブドア」を思わせるような事件が柱となっているので企業買収におけるカラクリを知ることができる。
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