読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

せんくら2008 ~仙台クラシックフェスティバル2008~

2008-10-13 19:10:17 | 観た、聴いた
10月11日から13日までの3日間「せんくら2008」(仙台クラシックフェスティバル2008)が仙台で開催された。

3日間いろいろな音楽を聴きたかったのだが、他の用事と財布の都合で12日だけ行ってきた。

開催している場所が地下鉄の駅ぞいに4つあるのだが、今回は1つの場所(仙台市青年文化センター)に限定して、いわゆる「はしご」はしなかったが、そのためにゆったりとした気分で聴くことができた。
青年文化センター内でも4つの会場があるので、その中では「はしご」をしてはいたのであるが・・・

先ず最初に聞いたのは<長谷川陽子>のチェロである。
昨年は藤原真理さんのチェロと聞いたのであるが、チェロの音って、「なんかチョーいいカンジ」なんだよねえ。
ゆったりとした気分になるというか、落ちつくというか。
こういう機会がないと、なかなかチェロの独奏というのはなかなか聴くことができないので、このプログラムを選んだのである。

次は「山下洋輔」である。
今年は2つ続けて聴いたのである。
昨年は1つだけだったし、山下洋輔を45分1000円で聴くことができるなんてあるわけがないし、なんてたって期待を裏切らないだろうと思ったわけで・・・・

プログラムは同じだけれど、ジャズは一期一会という言葉もあったので、何が何でも二つ聴こうと思ったのであった。

いやあよかったですよ。
1回目も2回目も同じ曲でありましたが、同じ弾き方ではありませんでした。
一期一会でありました。
但し、トークの内容とギャグは同じでありましたが・・・

続けざまに聴いているようであるが、それぞれの合間にはそれなりの時間的余裕があるわけで、長谷川陽子さんは11:45-12:30 山下洋輔さんの第1部は13:00-13:45、第2部は15:15-16:00であります。

そして17:30からは鮫島有美子さんのソプラノ歌曲であります。
いい気持ちで聴きました。
ドイツ歌曲と日本歌曲という構成でしたが、どうしたらあのような優しい声で人を包むことができるのだろうか?ということを思ってしまった。
「声」というものの魅力というか魔力というのがあるんだと思う。

これで一応前売りについては終了したのであったが、最後に当日券を購入して「俵万智と明川哲也(元ドリアン助川)の短歌と歌のコラボレーションのようなものを聴いてきた。
このようななんだかよくわからないものをやるのが「せんくら」のいいところで、昨年は落語家の立川志らくのお話と落語というのもあった。
というわけで、なんだかよくわからないこのコラボも聴いてきたのであった。

せんくらのいいところは、自分でプログラムを組み立て、自分の好みの音楽を聴くことができることと、意外な音楽に出会えることである。

今年は「無料」というのが減ったために、意外な音楽に出会える(空き時間にふらっと入る)ということが少なかったが、クラシックというとどうしても構えてしまうことがあることを払拭するような、そんな試みだと思う。

今年で3回目。毎年訪れているがぜひ来年も開催されることを望むのである。
望むばっかりで何にも力になれないのだが、なんとかそのあたり「よしなに」と思う。

追伸
 昼食を摂りにちょっと外へ出て、ラーメンを食べた。「麺屋三昧」というところである。
 今回は「ゆず塩ラーメン」を食べた。健康上の理由などからスープは全部飲まないことにしているのであるが、今回は全部いただいてしまったのである。
 もしお近くにいったならばぜひお試しあれ。

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