朝起きて、芳香を胸いっぱい吸い込むように深呼吸をします。
我家の周りや運動場の周り、「金木犀」が満開の時期を迎えています。
深まりつつある秋を感じさせてくれる、大好きな香りです。
甘い香りを胸一杯に吸い込むと心も落ち着き、何か身体に良い事が起こりそうです。
今日一日、注意深く観察しなければならないのはコンディションを崩しかかったデュークと、
此処に来て急に元気になっているように見える、クラウスの体調です。
「好事魔多し」と言いますが、調子の良い時ほど注意する、犬の管理でも大事な心得の一つです。
◇一歳を過ぎて、順調に育ってきたデュークに、ちょっとした異変が起こっています。
身体中に赤い発疹が出来て、部分的には潰れ、そして出血しています。
◇患部、特に腰の周りが痒いらしく、時おり狂ったように噛みたがる素振りを見せます。
ピークは11日、新潟のショーの翌日でした。
◇儀礼上、ショーの最終審査の終わるのを待ってから大至急帰路につき、大混雑の関越道をやっとの思いで通り抜け、動物病院へ
駆け込んだのは午後の8時過ぎの事でした。
早い決断と待機していて下さったN先生の適切な処置により、重症のデュークは今、急激に快方に向かっています。
管理ミスが引き起こした危うい一件、自らの未熟さに反省しきりのポンコツなのでした、、、。
◇ここ数日クラウスの様子が少し変です。
すこぶる元気な様子で、疲れを感じないのか、若い犬と一緒になって長い時間遊んでいます。
◇燃え尽きてしまう様なことになってもいけませんから、目を離す事無く注意してみています。
こんな時期は元気さ余ってのチョットした怪我などに注意が必要です。
足さばきの失敗(転倒など)から、全く動かない老犬になってしまったりする事がよくあるからです。
心配が杞憂に終わってくれれば良いのですが。
◇10時からデイジーのハンドリングレッスンがありました。
◇8か月のデイジーは、牝にしては身体も大きく力の強い子です。
早期からのトレーニングが必要でしたが、やっと先々週からレッスンが始まったばかりです。
スリップリードを使ったトレーニング方法は、犬に優しく、飼主さんのハンドリングの向上に適しています。
◇常にリードが弛んでいるところにトレーニングの主眼があります。
犬のコントロールはリードで行うのではなく、アイコンタクトや指符と呼ばれる手の動きによるコマンドで行われる事が大切です。
リードをぐいぐいと引っ張って犬をコントロールするタイプの人には理解できない事かもしれませんが、初心のうちからこの手法をマス
ターすると、とてもエレガントに犬をコントロール出来るようになります。
◇ラブラドールは本来ぐいぐい引っ張る類の犬種ではありませんし、ブリーダーの努力によりコントロールし易くブリーディングされ続
けてきた犬種と言えます。
ラブラドールの問題行動は、多くの場合ブリーダーから飼主に渡された時点から始り、飼育環境や飼育方法によって増幅されていき
ます。
また、間違ったトレーニング方法によっても、適切ではない犬具(首輪や引き綱)の使用によっても知らず知らずのうちに身に付いて
しまうものです。
愛犬としてラブラドールを手に入れた方は、出来るだけ早いうちに論理的なトレーナーを探して、適切なレッスンを受けて下さい。
レッスンは、ある一時期で終わるものではありません、犬の生涯続ける事でやっと犬を理解できる程ですから。
愛犬の生涯にわたって交流できるような、良いトレーナーに巡り合える事は容易いことではありませんが、必ずどこかで会える筈です。
それまで、どうぞ頑張ってください。
◇最近「ラタティーユ」をよく食べます、、、朝に晩に、、、たまにはパンと一緒にお昼にも。
秋になって気温の下がった朝は温めて、夜は強めの洋酒に良く合い冷えていて良し、、、健康な老人向きの料理ですね。
コンディションを崩したデュークは、多分に肝機能などの消化器官の疾患が根底の原因かと思われます。
夏の暑さを乗り切って、疲れた胃などに普段より多めで高カロリーの給餌が与えられると、消化器官の一部がパンクしてしまうので
すね、、、きっと。
皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます~。
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