ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

★★★ 秋の連休初日~土曜日・・・

2009年11月21日 | トリプルスターの日常


連休の初日、やや冷え込んで良く晴れました。
犬たちにとって、(この辺では)今が一番過ごしやすい時機と言って良いでしょう。
良い機会です、今週末は外来者をお断りして、犬たちの健康チェックを行う事にしました。
体重や、体長・体高等と一緒に首回り、バスト、腹囲、の三か所を測って記録します。
今度から追加項目として、前肢肩周り(左右)、後肢股の付け根周り(左右)、踵上部分(左右)の三か所を
記録に加える事にしました。
ブリーディング育成の面からは、多分、重要な数値だと思われるからです。

       Airship
◇産後の肥立ちほぼ良好のマギー、出産によるダメージも少なく(子供の数が三頭で良かったのかもしれません)順調に回復傾向
にあります。
マギーと仲の良い、遊び仲間のレモンも、昨年の手術(異物を飲み込んでしまい、腸の二か所を開く手術をした)から、完全に復調
を果たしています。
二頭とも其々、被毛も良く、計測ではバランスの良い数値を示していました。
      
◇牝達に比べて遥かに頑健な牡達は、殆ど健康面を心配する事は無いのですが、熟成するまでの期間が長いものですから、給餌
や運動の内容に気を遣っています。
      
◇その犬(牡)の「体質」にもよりますが、生後8~9か月いっぱいは「成り行き任せの大らかな育て方」を心掛ける様にしています。
かといって、決してズボラであってはなりません。
其処までの期間に、正しく身体を作り上げないと(その頃⇔月齢に見合った身体、と言う意味です)、その後の活躍の場(ドッグショー
や競技会など)に於いて実力通りの力を発揮する、「整った身体つき」にはならないからです。
       Falcon
◇身体づくりと同様に、「顔を整えてあげる」と言う事も大切な飼育の要素です。
飼主との信頼関係が充分に出来ている成犬の顔は、温厚そうで思慮深く見えるものです。
子犬の頃の天真爛漫な柔和な顔つきは、成長に伴って一時変化しますが、二歳に近づくにつれて、それまでの育て方に間違いが
なければ、「真っ直ぐにものを見る良い顔つき」として戻って来るものです。
       Jack
◇出来れば、愛犬の「顔の写真」は、定期的に同じアングルで撮り続けて見て下さい。
成長に伴い、刻々と変化していく顔付は、「その頃の背景」を良く表している事が、判って来ると思います。
愛犬の顔付は、いつも、牝は愛らしく可愛くあって欲しいと願うもの。牡には、凛々しく逞しい顔付に育って欲しいと願うのは、ごく
自然に湧き出る、飼主としての願望であると思います。
      
◇犬の顔も、人間の顔同様に、「身心の健康度」をよく表すものです。
毎日、一日一回は、まじまじと、愛犬の顔を覗き込んでみて下さい。
但し、どんなに可笑しな顔付でも、決して、吹き出してはいけませんよぉ~。
       Duke
◇神奈川県S市から、ジェイドがやって来ました。
生後五ヶ月を過ぎて、丁度「難しい時期」に入っているかもしれません。
ここを如何に乗り切るか?飼主さんには多くの疑問が有って普通の事なんですね。
この時点で、ブリーダーに飼育方法を聞くのは、とても良い事です。
      
◇秋も深まり、厳しい冬に備えて(一般のお宅の飼育条件とは異なり)、給餌の面にも少し変化が加えられています。
変化と言っても、「魚肉のスープ」か「豚ほねのスープ」が、一回の給餌に限って、ドライフードにかけて与えられるだけなのですが。
      
◇今の時期、カロリーを必要とし、より一層の空腹感を覚えている犬たち。
太らせる事無く、体力を付けさせてあげたいものです。
消化吸収に良いスープは、そんな犬たちにとって、打ってつけの副食物となります。
固形物(肉など)と異なり、与える分量の増減も容易く、便などが緩くなって困る事もありません。
野外行動などが頻繁にあって、活動的な愛犬を保有している人や、成長期の犬を育てている飼主さんは、是非興味をもたれてみて
は如何でしょうか。
◆ポンコツ流としてのスープの作り方。(犬専用とは言っておりません。)
容器:7~8リットル容量の寸胴鍋
材料:魚の場合(タラやカレイ⇔塩の関係していない生のものに限る)、2キロを5リトルの沸騰させたお湯で煮ます。
          豚の骨の場合(国産豚・アバラ下部等)、3キロほどを5リットルの沸騰したお湯に入れて煮ます。
煮方は、やや強火で、沸騰状態に近く、魚の場合3時間ほどで一応出来上がり。(固形物は、徹底的に潰します。骨は必ず除いて下
さい。)
豚の骨の場合、同じく強火で、4~5時間ほど煮込みます。(更に長く煮た方が良いでしょう)
どちらの場合も、水分が少なくなったら、同量を保つように加水します。
途中、スリコギの様なもので潰す様にすると良いでしょう。
豚の骨のスープの場合、火を止めてから、ベランダの様な屋外に一晩置いて、上に浮かんで固まった脂肪を丁寧に取り除きます。
◆どちらのスープも、一回当たり100ccから与えて、便の様子を見て下さい。
緩くならなければ更に増やす事は可能ですが、200ccまでを一回当たりの限度とみて良いでしょう。
始めは、三日に2回与え、四日に3日、五日に4日と様子を見て行きます。
※必ず、週に一回の体重の計測を忘れずに行って下さい。知らず知らずのうちに肥満に傾く事を注意する必要があります。
※スープは痛み易いものですから、冬場とは言え、一回の分量ごとに容器に入れて、半凍状態を保つと、つくり置きも可能です。
ハブァ、ナイスコンディショングッドラック


 皆さまも、本日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます~。
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