おそくなって
ひところに比べれば依然気温は低いままですが、徐々に湿度が高くなっています。
足ののろい台風が沖縄に近付いているようです。
霧雨の中Ｗａｎ達のお世話を終え、支度を整えてからハルちゃんを連れて動物病院へ向かいました。
いつもの様に久喜ＩＣから東北道に入って、すぐに一番右のレーンに移りスピードを上げます。
９万キロになろうとするポンコツはすこぶる快調。追い越した銀色のＢＭがすぐにレーンを変えて後ろにつきました。
なんだか木曜日、４日だと言うのに車の数が多く感じます。大型のトラックと乗用車（他県ナンバー）が多い様に思いました。
覆面さんがいたら拙いスピード、快調です。数分もしない内に群馬ナンバーのスバルに追いつきました。厄介な展開です。
このナンバーで追い越し車線を走っているスポーティータイプの車は、先ず道を譲る（レーンを空ける）という事が無いからです。
たぶん県民性でしょうね。 高級スバル～ポンコツbB～超高級ＢＭと縦一列になって、仲良く飛ばし続けました、、、、。
圏央道に入って車は更に混雑し、草加出口あたりでついに渋滞。飛ばした甲斐がありませんでした。
菖蒲町
予定の時間を大幅にオーバーして病院到着。（１１：３０）
すぐに院長が出てきて診察室に招き入れてくれました。
ハルちゃんが、自分でオシッコを出す様になったこと（但し、マーキング）
ウンチが出たくなると教えること。好みの牝犬には、マウンティングをしようとすること。
神経反射の両足バタバタが力強くなってきたこと。お座りが出来る様になったこと。エトセトラ・・・・・・
報告してから、導尿をして戴きました。
その後リハビリの成果を見ていただき、進展の具合いを喜んで貰えました。
院長はラブラドールが好きで、ご自身でも飼っていたこともあってか、ひと際ハルちゃんには思い入れがある様子です。
飼主さんの処（仙台市）に引き取られてからの病院の紹介や、気をつけること等をうかがいましたが、、、、。
紹介して貰える筈の動物病院は、被災して倒壊してしまっていること。
仙台の動物病院事情は、埼玉から見たら考えられないくらいに高額の治療費が掛かる（らしい）ことなど、良い話が出ません
でした。
（後から知人に確かめた話ですが、埼玉では３万円前後が相場の不妊手術、５倍の１５万円程掛かる病院もあるそうです）
生活出来るようになった家に、引き取りたいと言う飼主さんの気持ちはじゅじゅう判るのですが、色々な面で帰すのがためら
われます、、、、。
帰宅後すぐに子犬達を連れて運動場へ、、、、。
排泄をさせてから、三頭で遊ぶのをじっと眺めていました。
身体も大きくなりましたが、力もついて来たようで、関節がシッカリとして感じられます。
一頭づつ、広いランに開放したいところでしたが、余りにも疲れが酷く止めにしました。
何かあった時に、瞬時に身体が反応しないと困るからです。ポンコツ車を復活させるような添加剤があればいいのですが。
三時を過ぎる頃から雨になって、五時頃まで止みませんでした。
雨に濡れても子犬達は元気で頼もしかったのですが、、、、ふと放射能のことが頭をよぎります。
第五福竜丸、死の灰の事実を知る年代ですから、、見えない物の怖さは、若い人達には理解できない位に感じています。
ベス婆さんの容体は、僅かに進展が有った程度です。
昨夜明け方に１００ｃｃ程の水を舐める様にして飲み干しました。
今朝は２００ｃｃほどの牛乳水を飲みましたが、依然食べ物は受け付けません。
横たわって楽になる姿勢は怖くて出来ない様子です。
腹這いのままの姿勢を崩さず、排泄のコントロールは出来ていません。
同室のケージで、じっと横たわるベスを見守るレモンとノア。
恐らく彼女たちには、ベスの今後のこと等が、薄々ですが判っているのでしょう。
さすがにポンコツでも複雑な犬語は判らず、聞きたくても聞きようがありません、、、、。
大便の排泄はゆっくりなので対処は楽ですが、オシッコの排泄は一気にあります、シーツが濡れた時点ですぐに
身体を拭いて、新しいシーツを敷き直してあげなければなりません。
熱や脈拍はほゞ正常に戻っています。それだけでも気掛かりは薄れましたが、依然目が離せない状態が続いています。
床ずれが心配なので、横に寝かせてあげたいのですが、、、、。
子犬分譲のお知らせ
写真の子犬（牡）一頭を、ご希望の方に譲渡させて戴きます。
良質な身体と、優しく大人しい性格が特徴の男の子です。
牡らしく、朗らかな顔付きをしています。
興味のある方は、メールかお電話でお問い合わせください。
お疲れさまでした
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皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者（ブリ
ーダー）の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。
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