のち
濃い霧に包まれて幻想的な朝、お天気は良くなりそうですが11月とは言えないような温かさです。
早朝の運動、朝露にびっしょり濡れて、壮齢から老齢にかけてのワン達はのんびりした給餌後を過ごしました。
午前中は、引っ張り癖のある三頭のワンコの散歩(矯正)。
其々のワンコに集中した3時間、成果を得られて気持ちの良い疲労感を得ました。
午後になって運動場へ。
13時より見学の方1組、神奈川県(F市)より、、、。
14時前、ハンドリングを学びに来たオーナーさん1組。
今日のトレーニングを終えた、若さに溢れる元気な牡(11ヶ月齢)をハンドリング?する7ヶ月のマーシャ(♀)。
マーシャによる若牡のトレーニングは、我々人間が学ばなければならないほど厳しいものでした
遊びとは言え若い牡の方も良くしたもので、自分より年下の牝の好きに任せてあげています。
ご機嫌なマーシャは、ギャラリーから声援が飛んだりするものですからすっかりその気になってしまい、20分もの間 困惑顔の
男子を引きまわしていました。
やれやれ、泣く子と地頭には勝てないわい、、とのたまわく、、、急に爺臭くなってしまった若牡君。
マーシャから解放されて、それまでの元気は何処に行ったのかと思えるほどの男の子は「菜っ葉に塩」の状態でした。
レオン君のオーナーN夫妻。
疑問に駆られていたハンドリングのレッスンを受けました。
二人で散歩する場合の、、、、
ひっぱたり、飛びつかれたら、厳しく叱りなさい。
ワンコが「悪い事」をしているのだから、叩いてもいいんですよと先住犬のブリーダーから教えられていた様子でした。
では、叩いた事有るんですか?とお聞きしたところ「ええ」とのご返事、、、。暫し沈黙の爺と婆あ、、、。
私達は基本的に、ワンコは悪い事をしないと言う思いから「躾け」をスタートさせようとする考え方の人間です。
なので体罰のようなものは一切無しです。
ワンコの身体の数か所にある「急所」を刺激したり圧迫したりしながら、一本のごくシンプルなリードだけを使ってハンドリング
(躾ける)する考え方が基本になっています。
幼齢期から正しく躾けを行った場合、成犬に至ってまで使用するリードはシンプルに尽きるスリップリード一本だけなのです。
シンプルなリードは、本来あるべき姿のラブラドールの体形(シルエット)を損なうことなく、且つハンドリングスキルの向上に
最適なツールと言えるのです。(人と犬との間に、温かみのある信頼関係が成り立ち易くなります)
一人で二頭を連れる場合のハンドリング
完全に躾けられていない若齢の犬、ハンドリングを習いたての飼主さん、リードには僅かなテンションが掛けられています。
ハンドリング技術が上達するに従って、躾けの未熟な犬に対しても、ユッタリと弛ませたリードで十分な意志を伝えられる様に
なります。
飛びつく癖がついてしまった幼齢期の犬に、飛びついてはいけないと教えています。
「飛び付き癖」を直すには、出来るだけ若いうちに明確に矯正しておく必要があります。
飛びついてくる子は積極的な性格を持つ子で、教え甲斐もあり、悪癖を直し易い子の部類に入ります。
愛犬が飛びついてくる行為には、可愛らしさもあってつい有耶無耶になってしまっている躾け方の飼主さんを見かけます。
飛び付きを許していても、実はたいした害が有るわけではないのですが、他の部分の「躾け」と言うことに関して一貫性を失う
ことになりますから、私達は出来れば正しく矯正しておくべきと考えます。
私達は基本的に何も使わずに躾けを行います。「手と意志の力」のみによって、学ばせようと心掛けています。
愛犬が持つ一連の悪癖を強制したり躾けの方法を学ぶには、必ず一度は「専門家」の門戸を叩いてみて下さい。
トレーナーの数ほど色んな矯正法が有ると言われますが、犬種を熟知したトレーナーの教えに従う事が一番良い方法です。
飼育書やウェブの情報等から学ぶことは悪い事ではありませんが、かなりの遠回りを覚悟する必要があります。
落ち着いた子をやや強めにハグして、二の腕などを「甘噛み」させます。この場合の「甘噛み」は、意図的に行なわせる
行為で、幾つかの意味を持ちます。
ハグの体勢から「アルファロール」と呼ばれる形に移行しています。
この体勢にいたるまでは、自然の流れの中で決して無理強いをしてはいません。
大きな人間に、覆いかぶさって来られる事は犬にとっては大きな脅威なのです。
犬の気持ちを理解して、あくまでも成り行きの中で自然に横に(仰向けに)ならせる事がコツであるとも言えます。
仰向けにされた犬は本能的に抵抗する姿勢をみせますが、慌てずにゆっくりとした手捌きで犬を落ち着かせることが大事
なのです。
この姿勢は犬に限らず哺乳類全てにあてはまる無抵抗の姿勢で、信頼の証しの上に成り立つ行為の一つです。
この姿勢(アルファーロールと呼ばれる)に慣れた犬は、このままの姿勢で穏やかに爪を切らせたり、注射をうたせたり、身体の
部分的接触を抵抗なく受け入れてくれます。
犬を飼ううえにおいて、マズルコントロールと共に必ず覚えて欲しい「ハンドリング・扱い方」の一つとも言えます。
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お疲れさまでした一息つかれましたらワンクリック宜しく御願いいたしま~す。
そして此方にもにほんブログ村ポチッと一押し願います。
濃い霧に包まれて幻想的な朝、お天気は良くなりそうですが11月とは言えないような温かさです。
早朝の運動、朝露にびっしょり濡れて、壮齢から老齢にかけてのワン達はのんびりした給餌後を過ごしました。
午前中は、引っ張り癖のある三頭のワンコの散歩(矯正)。
其々のワンコに集中した3時間、成果を得られて気持ちの良い疲労感を得ました。
午後になって運動場へ。
13時より見学の方1組、神奈川県(F市)より、、、。
14時前、ハンドリングを学びに来たオーナーさん1組。
今日のトレーニングを終えた、若さに溢れる元気な牡(11ヶ月齢)をハンドリング?する7ヶ月のマーシャ(♀)。
マーシャによる若牡のトレーニングは、我々人間が学ばなければならないほど厳しいものでした
遊びとは言え若い牡の方も良くしたもので、自分より年下の牝の好きに任せてあげています。
ご機嫌なマーシャは、ギャラリーから声援が飛んだりするものですからすっかりその気になってしまい、20分もの間 困惑顔の
男子を引きまわしていました。
やれやれ、泣く子と地頭には勝てないわい、、とのたまわく、、、急に爺臭くなってしまった若牡君。
マーシャから解放されて、それまでの元気は何処に行ったのかと思えるほどの男の子は「菜っ葉に塩」の状態でした。
レオン君のオーナーN夫妻。
疑問に駆られていたハンドリングのレッスンを受けました。
二人で散歩する場合の、、、、
ひっぱたり、飛びつかれたら、厳しく叱りなさい。
ワンコが「悪い事」をしているのだから、叩いてもいいんですよと先住犬のブリーダーから教えられていた様子でした。
では、叩いた事有るんですか?とお聞きしたところ「ええ」とのご返事、、、。暫し沈黙の爺と婆あ、、、。
私達は基本的に、ワンコは悪い事をしないと言う思いから「躾け」をスタートさせようとする考え方の人間です。
なので体罰のようなものは一切無しです。
ワンコの身体の数か所にある「急所」を刺激したり圧迫したりしながら、一本のごくシンプルなリードだけを使ってハンドリング
(躾ける)する考え方が基本になっています。
幼齢期から正しく躾けを行った場合、成犬に至ってまで使用するリードはシンプルに尽きるスリップリード一本だけなのです。
シンプルなリードは、本来あるべき姿のラブラドールの体形(シルエット)を損なうことなく、且つハンドリングスキルの向上に
最適なツールと言えるのです。(人と犬との間に、温かみのある信頼関係が成り立ち易くなります)
一人で二頭を連れる場合のハンドリング
完全に躾けられていない若齢の犬、ハンドリングを習いたての飼主さん、リードには僅かなテンションが掛けられています。
ハンドリング技術が上達するに従って、躾けの未熟な犬に対しても、ユッタリと弛ませたリードで十分な意志を伝えられる様に
なります。
飛びつく癖がついてしまった幼齢期の犬に、飛びついてはいけないと教えています。
「飛び付き癖」を直すには、出来るだけ若いうちに明確に矯正しておく必要があります。
飛びついてくる子は積極的な性格を持つ子で、教え甲斐もあり、悪癖を直し易い子の部類に入ります。
愛犬が飛びついてくる行為には、可愛らしさもあってつい有耶無耶になってしまっている躾け方の飼主さんを見かけます。
飛び付きを許していても、実はたいした害が有るわけではないのですが、他の部分の「躾け」と言うことに関して一貫性を失う
ことになりますから、私達は出来れば正しく矯正しておくべきと考えます。
私達は基本的に何も使わずに躾けを行います。「手と意志の力」のみによって、学ばせようと心掛けています。
愛犬が持つ一連の悪癖を強制したり躾けの方法を学ぶには、必ず一度は「専門家」の門戸を叩いてみて下さい。
トレーナーの数ほど色んな矯正法が有ると言われますが、犬種を熟知したトレーナーの教えに従う事が一番良い方法です。
飼育書やウェブの情報等から学ぶことは悪い事ではありませんが、かなりの遠回りを覚悟する必要があります。
落ち着いた子をやや強めにハグして、二の腕などを「甘噛み」させます。この場合の「甘噛み」は、意図的に行なわせる
行為で、幾つかの意味を持ちます。
ハグの体勢から「アルファロール」と呼ばれる形に移行しています。
この体勢にいたるまでは、自然の流れの中で決して無理強いをしてはいません。
大きな人間に、覆いかぶさって来られる事は犬にとっては大きな脅威なのです。
犬の気持ちを理解して、あくまでも成り行きの中で自然に横に(仰向けに)ならせる事がコツであるとも言えます。
仰向けにされた犬は本能的に抵抗する姿勢をみせますが、慌てずにゆっくりとした手捌きで犬を落ち着かせることが大事
なのです。
この姿勢は犬に限らず哺乳類全てにあてはまる無抵抗の姿勢で、信頼の証しの上に成り立つ行為の一つです。
この姿勢(アルファーロールと呼ばれる)に慣れた犬は、このままの姿勢で穏やかに爪を切らせたり、注射をうたせたり、身体の
部分的接触を抵抗なく受け入れてくれます。
犬を飼ううえにおいて、マズルコントロールと共に必ず覚えて欲しい「ハンドリング・扱い方」の一つとも言えます。
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