ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 11月も晦日・いろいろと区切りをつけねば・メイベル嬢の定期検査エトセトラ~月曜日・・・

2015年11月30日 | トリプルスターの日常

       


11月最後の月曜日・・・

本来であれば 月曜日はお休みの日としているのですが、今日は特別、シッカリと頑張りました

早朝の作業のみ楽に済ませ、着換えを済ませた後にメイベル嬢を連れて動物病院へ行ってきました。

ボーディングでお預かりして三週間が過ぎたメイベル嬢は、成長に係る関節などの定期検査を行ない

ました...ヽ(^。^)ノ


予約の11時 五分前に動物病院へ入りました・・・

1回目2回目のワクチン接種いらい三回目の動物病院訪問です~

少し緊張して...お利口さんの振りをするメイベル... さすが、女の子ですねぇ~ (^-^;

 まあ ず~っと お利口さんだったわけではないのですが、

   写真では とってもお利口さんにしていたように見えますよね...汗

 

 体重は、ほゞ予想通りの24キロ以下でした...

※メイベル嬢は兄妹の中でも、とても動きの活発な子なので成長期に太らせると管理が難しくなって

しまいます。難逃れを意識してレディーやメイプル達に比べても2キロほど軽く育てています。





今回の定期検査では、特に膝や腰の運動機能に重点を置いて診て戴きました。

あらゆる関節の動き具合を診て(触診)戴いたのち、エックス線写真を撮って戴きました...

 飼育の「本」は、著者によって、また編集者によって、色々な書き方がされていますが...

小型犬(愛玩犬)向きに書かれた内容は、ラブラドールの飼育には180度参考に出来ない内容になっ

ている場合も多く見かけられますね。鵜呑みにされると...困る結果になりかねません(-_-;)

飼育のスペシャリストが書いたものなら良いのですが、なかなかそう言う本には巡り合えないですね。

 

区切りの日なので・・・

楽座(鴻巣市)にて、歓談...

 飲み過ぎを 店主(後輩)に 𠮟られました... (-_-;)

 此処のこだわりは「てんねんもの」... 店主も殆どのお客も「天然」であります...

 牡蠣は滋養の塊... 効きました。

新海苔の入荷は未だでした... でも、良い海苔は美味しいですね... パリッとして、毅然と言う言葉

が似合うような美味しい海苔が食べられました。

シャリ 少し酢の効きが 足りなかったように思えたのは、酔っていたからかも知れません(^-^;

   

※帰宅後、車から降りられないほど、シタタカニ飲んでしまいました~

 

成長期の仔犬の育成で気を付ける事・・・

ラブラドールの成長期は急激な体重増加が特徴とされていますが、定期的に大事な部分の関節の

検査をすることにより、予想される多くの障害から回避することが出来ます。 


左ひざ関節側面画像

特に膝関節に関しては、整形外科の分野に明るいベテランの獣医師に診て貰う事をお勧めします。

若し跛行などの症状が有った場合は、エックス線画像だけでは判断に苦しむ場合が多く有ります。

前後十字靭帯の損傷や半月板の損傷、また成長線の損傷などの多くはエックス線の画像からは

判断が難しいと言えます。


同個体 右ひざ関節側面

 股関節の様子 膝関節の様子を診る... 5.5ヶ月齢

 

幼齢期の犬の関節を見る場合、骨端線・成長線を意識して観察します・・・

骨端線(成長線)とは

骨の端にある軟骨が堅い骨にかわってゆく境目の部分を言います

この軟骨と堅い骨の境目の線がある内は、骨は縦の方向に成長できますが、成長に伴い骨端線は

なくなり、骨の成長が止まります。

※手足などの長い骨は真ん中あたりの細い部分(骨体)端の膨らんだ形の部分(骨端)とからでき

ています。

骨体と骨端の境目は、若い時は間に軟骨があり、骨になると外れるようになっています。

この軟骨がある部分を骨端線もしくは成長線といいます。でこぼこした面なのですが、骨の表面で見る

と境目の線になっているので線と言う言葉を使います。

骨の成長は、主としてこの骨端線の部分で起こります。そのため、成長線ともいうのです。

成長が止まると、骨端線の軟骨がしだいに骨に変わってゆきます。つまり骨端と骨体がくっついていく

のです。 骨端と骨体がくっついてゆくことを、骨端線が閉じるといいます。(成長の停止)

 

 矢印部分を疑ってみる...


人間の膝の場合 オスグッドの例
 矢印部分が剥離...


成長した大人の犬の関節です。骨端線は解消していますね。

 ※成長期の犬が膝の関節部分を痛がる場合に於いては、様々な原因が考えられます...

(エックス線画像が顕著な例を示していない時の診断は難しいものと言えます。)

膝痛(障害)では、靭帯や半月板の直接的損傷以外にも人間で言う処のオスグッド(膝関節の成長痛)

であったりする事も考慮すべき余地があると言えます。

痛みの診断には、個体の骨格構成、運動量や運動の質、散歩などでの引っ張りの度合い等などを総合

的に判断し、診断に導く(当てはめていく)スキルをも、必要とされます。

※強烈な引っ張り癖のついた子の大腿四頭筋は固くなって柔軟性が欠如し、膝関節の柔軟性を失くし、

容易にオスグッドに似た症状に至ったり、膝関節の経年変化を招くものと思われます。

長年の間そういう症例の個体を多く見てきましたが、動物病院の診断の多くは、謎に包まれてもいます。

『希望は人を成功に導く信仰です。希望なしには何事もできません。』

  by ヘレン・ケラー 

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