☆☆☆ ご褒美用レバーの作り方（後篇）～木曜日・・・

　　
朝からシトシトと雨が降っている。少し気温も低くなっているようだ。犬達の寝起きが遅い。眠いのだ。
４時半～朝の作業開始～突然預かるいことになったＷａｎが居るので緊張感が漂う、、、。
すべてのＷａｎ達の給餌と排泄を終えてから、預かったＷａｎの様子をみる。依然痛めた足を拳上、痛いのであろう、、。
冷蔵庫から小型の保冷剤を幾つか取り出し、腫れている患部にアイシングを施す。
この処置を丁寧にやったかやらなかったかで、患犬の予後は随分と違ってくる。
午前中には痛み止めが届くと思うので、到着次第　早く飲ませてあげたい。
午前中煩雑な用事を済ませる。集中したせいか頭が痛い。風邪気味のせいもあるのか、、、弱ったものだ。
犬用に保管している抗生物質を飲む。ビタミン剤も大量に炭酸水で胃に送りこむ。鰯の頭も何とやらであるが、、、、、。
　　　　　　
◇午後になって、デュークとタイガーの二頭の牡をシャンプーする。
この二頭は、幾ら野外で遊ばせても身体を汚す事が無い。
というか、同じように汚れても少し時間が経つと汚れが落ちて目立たなくなってしまうのだ。
確実に被毛のせいである。良い被毛を持ったＷａｎは得をする。手入れも楽で、飼主思いのＷａｎであるとも言える。
人間であれば、「色の白いは七難隠す」とか「髪の長いは七難隠す」と言われますが、ラブラドールの場合の被毛はそれ以上に
命の様なものですから、良ければ良いに越した事はありません。
　　　　　　
◇タイガー（３歳）とデューク（２歳）の二頭は、２４時間常に一緒に生活をさせています。
ショーに出る為もあるのですが、二頭を常に一緒にしておくことによって得られるある種の特殊効果を期待しているからです。
　　　　　　
◇手の爪を短く切りなおして、念を入れて洗ってあげました。
初期シャンプーはノルバサンを使って除菌に努め、仕上げはいつも通りのラファンシーズ（ＮＫ-１８）を使いました。
脱毛は殆ど見られず、そろそろ冬毛が生えつつあるのかもしれません。依って、被毛はもっと良くなります。
アンダーコートの白さとトップコートの茶褐色、二色が合わさって織りなすレモンカラー、大好きな被毛の色です。
　　　　　　
◇さて、またまた前置きが長くなってしまいましたが、本体に入ります。
ご褒美用（トレーニング用・しつけ用）レバーの作り方・続編でしたね。
　　　　　　
◇昨日の時点で、茹であがって常温に冷ました鍋の中から取り出したレバー。
丁寧に冷水で洗います。掌を柔らかく使って、水流を上手く使って、完全に汚れを除くことが大切な作業です。
　　　　　　
◇鍋に残った茹で汁は、捨ててしまってはいけません。灰汁取り等で濾して、ペットボトルに移し、冷蔵庫に保管します。
Ｗａｎ達はこれ（茹で汁）を掛けたフードが大好きですから、試してみては如何でしょうか？
　　　　　　
◇洗いあがったレバーを、布巾などで拭いて水気を取り去ります。
次に、別の乾いた布巾に丁寧にくるみ、さらにビニール袋でくるみます。
そして、このまま冷蔵庫の中段で三日ほど寝かせます。

◇↓下の写真は、冷蔵庫保管三日ほど経ったものを試しにカットしたものです。
右側の欠片の様に巣が入っては宜しくありませんが、更に冷蔵庫保管することによって気にならなくなることもあります。
　　　　　　
◇保存の事や、嗜好性の事を考えると、レバーの塊りをスモークする事はとても良いアイディアです。
燻製は「冷燻」が適し、発熱源から出来るだけ離したところで煙に燻す事を心がけて下さい。
４時間ほど燻して、そのまま２時間ほど放置し、取り出したものは再度水分を取り除き、乾いた布巾にくるんで一両日は冷蔵庫
保管を致します。
使う時は、いっぺんに小さく切らず、一塊りの一部づつ、使う分だけ（大き目に）カットするようにすると良いでしょう。
以上とても簡単ですが、私達がショーの時やトレーニング時、躾の時などに使っているレバーの作り方、ご参考になれば幸いです。
　　　　　　
◇タイガー君。最近とてもカッコ良くなって来ました。
来週の日曜日、久し振りにショー（淵野辺公園）に出ます。
　　　　　　
◇今日の要点、おさらいです。
茹であがったレバーは、表面についた灰汁や汚れを充分に水洗いする。
布巾などで水気を取る、此処までの行程は、とにかく丁寧に、丁寧に、、、。
水気を取り除いたレバーの塊りは、乾いた布巾で丁寧にくるむ。
その塊りを、ビニール袋などで包んで密閉する。
冷蔵庫の中段で、くれぐれも凍らせない様に保存する。
三日目以降が使っても良い目安か？その時点で濡れた布巾を新しいものと取り替えると更に完璧です。
今回、手直しが有れば、追記いたします。

  皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
それから、気が付いた事など、お気軽にコメント頂けると励みになります。
また「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
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☆☆☆ ご褒美用レバーの作り方（前編）～水曜日・・・

　　
涼しい朝を迎える。しかし体調がいまいち、、、頭が重い、、お腹も、、、、。
タイガーとデュークは朝の特訓。と言っても、高カロリーの朝飯を食べて、緑地公園のクローバー帯を思い切りつっ走るだけ。
新陳代謝を高めるため、我身も１キロ程緩やかにジョギングする。二頭はついてくる事はついて来るが、顔が嘲笑っている、、、。
しゃくに障ったので捕まえて思い切りハグしてやる、、、、が喜ばれてしまって逆効果。身体を拭いて車に載せ、犬舎に急ぐ。
８時、Maruyamaラックがフードを取りに来る。数日前から散歩を始めたそうだ。言いつけを守っているので、体型に狂い無くよく
育っている。明日から生後六カ月目に入る、成育は順調だ。たぶん温和な性格のスケールの大きな牡に育ってくれるだろう、、。
　　　　　　
◇犬舎から帰るとＫ子さんから報告が有り、足を痛めてしまったＷａｎを診て欲しいとのこと。
朝ご飯を食べてから、ゆっくり寝転んでDVDでも見ようと思っていたのだが、、駄目になってしまった。
連れて来られたＷａｎを見ると、すっかり足を拳上してしまっている。ゆっくりとなだめすかして、テーブルに横たえる。
触り比べてみると痛めた方の足の筋肉が少ないぞ。膝を診てみるとドロワーサインが出ている。ストップサインは曖昧だ、十字
靱帯が切れているかもしれない、、、。
整形の専門医に電話したところ、なんだか騒がしい。何処？と聞くと、シアトルだと仰る。なんだそりゃあ困ったぞ～、、。
帰国予定を聞いて一旦電話を切り、病院へ電話する。担当のＭ獣医師に鎮痛剤を至急送って貰う依頼をしてから、これからの
段取りを話す。来週は忙しくなりそうだわん、今週も休んでないと言うのにぃ～、、、、、、。

◇先週の木曜日に何の気無しに記事にした、「鶏手羽先のスープ」に関して多くの方からご指摘とご質問がありました。
同じ内容の質問が多く、説明不足だった部分が有ったようですので補足しておきます。
　　　　　　
◇今回スープ作りに用いた「手羽先」は、国内産ブロイラーのもので平飼いの地鶏の骨などとは異なり、余り硬くはありません。
依って、多くの方が指摘された「鶏の骨は喉に刺さったりするので、犬に与えるのは危険ではないか」という心配は無いものと考
えます。
現実には、我が家の生後５週目のシャーリーが毎朝離乳食の他に手羽先一本を食べていますが、何の問題も起こしていません。
何本かの太目の骨は残っていますが、そのうちに全て食べてしまうんだと思います。
※肉を食べて（人間が）骨だけを後で与えようとすると、保存状態によっては白く乾燥してしまいます。そうなったものは、鋭角的に
折れやすく、犬に与えるのには相応しくないものと考えます。
◇手羽先の話しになったついでに、人間用のおつまみの作り方について取り上げてみました。
「鶏手羽先のオリーブオイル揚げ」簡単レシピ（野外料理に多用します）
○よく洗って水気をとった手羽先を、厚手の深鍋の底に敷きます。重ねあっても一向に構いませんが、皮の側を下にすると良いと
思います。
○オリーブオイルをひたひたになるまで加えます。安いオイルで可ですが、、、良いものならそれだけ出来上がりに差がでます。
○一個一個にしたニンニク玉を、皮つきのまま沢山（手羽１に対してニンニク３個）いれます。
○火をつけて、初めはやや強火で、下の写真の様になってきたら火を弱め、ボチボチと３０～４５分ほど煮る様に揚げます。
○２０分ほどで裏返したり、場所替えをしたりしますが、めんどくさければそんな事しなくても一向に問題ありません。但し、岩塩を
適量つまんで入れることを忘れないで下さい。（くれぐれも少な目に）岩塩で有れば、何処で採れたものでも大概は合格です。
　　　　　　
◇時間が来て、揚がったなと思われましたら手羽先～ニンニク玉～オリーブオイルと三つにとり分けて、それぞれ冷まします。
食べる⇒「手羽先」は温かいうちに食べるのも美味いのですが、翌日になって冷えて少し硬くなったものがキャンプなどでは受け
ます。「ニンニク玉」は、温かいうち食べるのが甘くて美味いと思います。皮をむいたものを、ひたひたの醤油に漬けて壜に保管
すると、何に（何の料理に）垂らしても一味違いますし、黒っぽくなったニンニク玉はまたそれで美味いものです。
「オリーブオイル」これは、食パンなど、プレーンなパンにタップリ浸して食べると抜群です。素のものとは豹変した、ワイルドなオ
リーブオイルの味を楽しんで下さい。
　　　　　　
◇※翌日になって、（朝飯が良い）冷えた手羽先を使っての「キムチチゲ」は最高です！韓国人の友人からは、キムチをバターで
炒めてから入れると旨いと教わりました。（納豆を入れて、ニラを山盛りに入れて蓋をして煮込んだ奴が最高です。そうそう、忘れ
ずに生卵も入れておきます。）キャンプの朝や、風邪気味の朝に最高に効き目が有ります。（当然、会社⇔仕事はお休み下さい。）

◇前置きが長くなりましたが、いよいよ「お八つ用レバー」の作り方についてご説明致します。
以前もサイト内やブログ上で説明してきたのですが、もっとビジュアル的？に、というご要望が多かったですね。
とにかくこのブログに書かれている事は、すべて「手前味噌」ですので、不思議にに思われた事や疑問点などが有ればお気軽に
ご質問下さい。実体験上の事としてお話し出来ると思います。
　　　　　　
◇レバーは、「豚レバー」を用います。理由は、？？？？？です。
レバーは出来る限り新鮮なものを用います。（当日若しくは前日に屠畜されたもの）
肉屋さんに頼んでおくか、肉の仲卸商から購入すると良いでしょう。
一頭分をこの辺では、イチマイと数えます。イチマイが１．５～２．０キロ程の大きさとなります。
　　　　　　
◇先ず、ボイルすることから始めます。
イチマイのレバーを小分けにします。５００グラムから８００グラムの塊りに小分けして貰うと処理がらくちんです。
２０分ほど冷水に漬けておき、鍋が充分に沸騰したら水からあげたレバーを静かにゆっくりと投入します。
　　　　　　
　　　　　　
◇レバーを入れると一時沸騰が止みますが、かまわずすべての塊りを投入して再度煮立つのを待ちます。
　　　　　　
◇鍋の底に沈んだレバーは、焦げ易いので再び煮立ってレバーが浮くまで菜箸を使って塊りを鍋の底から浮かせるようにします。
　　　　　　
◇再び煮立ってきて、ぼこぼこといってきたら火を弱めます。
鍋に蓋をしますが、小さな穴のあいたガラス製の蓋が中が見えて便利です。
弱火で３０分～４５分。ことことと煮ます。ぐらぐらと強火で煮てはいけません。細かな巣があいてしまう事が有ります。
時間が来たら火を止めて、そのまま常温になるまで冷まします。
以上で前半戦の終了です。
後半戦は明日、わかり易く取り上げさせて戴きたいと思います。
　　　　　　
◇台所での作業中、いつもシャーリーが足もとで遊んでいます。
色々なものを破壊して、一人っ子ながらの気ままさを楽しんでいるかのようにみえますが、ときどき寂しそうにも見えるんですね。
グングン大きくなっていて、５キログラムになりました。
滅多に啼かず、静かな奴です。体型も悪くなく、大きな身体になりそうです。なんて、どうしても贔屓目に見てしまうのは、イケナイ
事ですね～。
  皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
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☆☆☆ セロリとメリーそしてジョリ君も～火曜日・・・

　　
どんよりとした曇り空
一番高い杉の木のてっぺんで盛んにモズが啼いています。
犬舎の作業が一段落して、近くの街に住むセロリとメリーちゃんがやって来ました。久し振りです。
　　　　　　
◇乗って来た車を降りるや否や、脱兎のごとくすっ飛んで運動場めがけて走りだすセロリ君。
相変わらずですね～
　　　　　　
◇一年ぶり位でしょうか？随分と長い間会っていなかった様な気がします。
　　　　　　
◇いつも一緒に来るメリーちゃんを見て、会わなかった長い期間を実感。
元気だったメリーちゃんは１６歳に、そしてセロリ君は６歳になっていました。
　　　　　　
◇ミックスの保護犬メリーちゃんは、歳をとったせいでだいぶ身体が弱って来ています。
耳は難聴になっていて、目も殆ど見えません。歩くのもやっとの状態です。
　　　　　　
◇後から飼われる事になったセロリ君は、弱って来てからのメリーちゃんをそれはそれは良く気遣います。
　　　　　　
◇目も見えず音も聞こえないメリーちゃんは、真っ直ぐに進む事が出来ません。真っ直ぐに進もうとすると、左回りに旋回してし
まうんですね。
気がつくと、いつもセロリ君がメリーちゃんの左側にいて、身体を使って優しく誘導しているのがわかります。
　　　　　　
◇何時間でもメリーちゃんは座ろうとしません。一旦腰を落としてしまうと、立てなくなってしまうからなのです。
時たまフラフラとおぼつかない足取りながら、何時間でも彼方此方と歩きまわっているメリーちゃん。気温が低くて良かったです。
時々危なっかしく見えるメリーちゃんですが、気ままで楽しげにも見えます。
　　　　　　
◇セロリ君は久し振りに会った私達に気を使っているのがよく判りますが、片やメリーちゃんには変に気遣うこともなく、好きにさ
せています。
かと言って目を離している訳ではありません。（飼主さん達も、、、、）タイミングを見計らって飛んで行って、無言の会話を交わし
ているように見えます。
想いやる、労わる、気遣う、頼る、、、無言の中に二頭の気持ちと、飼主さん母娘の犬達との係わり方が、なんとも温かなものと
して強く伝わって来ました。

◇ジョリー君からのお便り。
　　　　　　
◇暫く音信の途絶えていたISHIDA家からお便りがありました。
先週末、山梨県・南アルプス市のキャンプ場で野遊びを満喫してきたようです。
　　　　　　
◇家族の中枢として、「陰の実力者」ジョリー君は気侭です。
まだ本気を出していないジョリー君、そういう意味では、意外に気を使っているのかもしれません。
家族思いの父は、今回頑張り過ぎて風邪を引きました。（会社も休んでしまいました）
よく有る事ですが、この時期の野外（野営）での過ごし方は油断できません。
夜になってからの焚き火は温かく感じられますが、冷え込みは想像以上に厳しく、身体を芯から冷やします。
気遣い疲労などから極端に免疫力を落として、更に睡眠によって身体が冷える事態に至っては風邪をひくのも当然なのですね。
大事に至らなくて良かったです。
これからは、慎重派のジョリー君を見習って、安全第一でアウトドアライフを楽しんで下さい。
※ジョリー君が、犬にも係わらず、それもラブラドールの筈なのに、川で泳がないのは、「リーダーの自覚」からです。
「自分に若しもの事があったらこの家族は、いったいぜんたいどうなるんだろう？」と言う不安要素があるんですね、、、、、。
みんながシッカリ出来たら、ジョリー君は平気で（安心して）泳ぐようになりますよ。ガンバッテねお父さん。

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☆☆☆ 一人っ子シャーリー運動場へ～月曜日・・・

　　
本来月曜日はお休みと決めています。
今日は前からの約束で、三歳の牡一頭に出来た腫れものの様子を見る為に、７時４５分には作業を済ませ待機していました。
細長い硬い腫れものが大腿内側付け根の部分に出来ています。一週間前の診察で、肉芽腫性の良性の腫瘍と診断され、
ステロイドを与えられてから５日目の状態でした。検査機関による細胞の病理学検査は行われていません。
少し心配な状態でしたので、すぐに腫瘍専門医の居る動物病院に電話し、午前中の予約を割り込ませて戴きました。
約束通り９時半から診察が始まりました。細胞採取の為患犬を預けて一旦帰宅。患犬は、夜に飼主さんが迎えに行きます。
患者側にとっては、疑問の生じ様の無い納得の行く診察を行って戴けたようです。　　先ずは一安心。

◇生後４０日目を前に、シャーリーの運動場デビューが行われました。
自宅から２０分ほどの初めてのドライブも、一人っ子シャーリーにとっては愉快なものだったようです。
　　　　　　
◇柵の中に入る前に色々なものに触れさせて、匂いを嗅がせたり鼻をつけさせたり感触を確かめさせる様にします。
念の為、感染予防の見地から抱いたままの状態です。（柵外には、タヌキなどの野生動物が日夜闊歩していますから）
　　　　　　
◇柵内の芝生に降ろされてから少しの間不安そうなシャーリーでしたが、芝の感触や匂いにも慣れて後について元気に歩き始
めました。
　　　　　　
◇３分ほどしてオシッコ。５分ほどしてウンチ。これで運動場はほゞ征服です。
　　　　　　
◇今日の予定としては、１０～１５分の日光浴を兼ねたお散歩が目的です。
骨格の形成や環境への適合の面から考えますと、仔犬は離乳期前後（生後２５～３５日）に屋外に出してあげることが望ましい
と考えます。
　　　　　　
◇正に「闊歩」、ゆったり堂々と歩くさまは血統の影響を思わずにはいられません。
　　　　　　
◇独りっ子の飼育管理には手が掛かります。社会化（先ず犬社会）を促すためには、ある種の工夫が必要ですし、、運動させる
にも付きっ切りで目が離せません。
　　　　　　
◇明日は、母乳の出の止まった母親レモンを連れてきます。今日よりは少し長い時間、遊ばせてあげましょう。
　　　　　　
◇椚の大木の高い枝にカラスが二羽とまって此方を窺っています。人が子犬の傍を離れた時、カラスは必ず舞い降りて来て子
犬を狙います。黒い子より白い被毛の子のほうが圧倒的に狙われる確率が高くなり、注意しなければなりません。
イギリスでは、鷲にさらわれる子犬が少なくないと聞きます。此処では、カラスの悪戯からこの先一か月は目が離せないのです。
　　　　　　
◇そうした色々なことが実経験として身に付き、「野外に適合する」ラブラドールが育っていくのだと思います。
此処で生れて此処で育つ犬達は、都会にも適合できますが、やはり自然豊かな中で伸び伸びと育って欲しい犬達です。

   皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
それから、気が付いた事など、お気軽にコメント頂けると励みになります。
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☆☆☆ 夜遊びのすすめ～日曜日・・・

　　
ふつうであれば、♪秋の夕日に照る山もみじ～、、、、なんて口ずさみたくもなる今日この頃。
１０月半ば、半袖のシャツ姿でも汗をかく有り様では、そんな気分にもなかなかなれません。
日光いろは坂周辺などでは紅葉の見ごろの筈、里に住む我々としては落ち葉などを焚いて焼き芋でもと考えます。
焼き栗、焼き芋、、と秋を味わいたのは山々ですが、、、湿度が異常に高く、落ち葉は気持ち良く燃えてはくれません。
地球温暖化は、どうも風情に欠けていけませんなぁ～、、、、と嘆き節の日曜日でした。

◇湘南ボーイのアロハ君からお便りが来ましたよ。
二歳の誕生日はすっかり良い子になって、ケーキとのツーショットも上手く撮れるようになったみたいですね。
はっぴば～すでぃーとぅーアロハ～
　　　　　　
◇初めて「訓練競技会」に出てみました。
CD２クラス２０頭中８席（93.4点）の成績でしたエヘン。
その日は、わかれて久しい兄弟のバロン（ブラック）にも会えて、有意義な一日を過ごした様子ですね。
　　　　　　
◇暑かった夏は、湘南の海だけではなくＷａｎ達専用のプールにも通いましたよ。
此処でもジャミンに会ったのかしら、、、、？
　　　　　　
◇山名湖畔の木漏れ日の下でも遊びました。暑くてハ～ハ～言っちゃったけど
　　　　　　
◇行動派の飼主さんに連れられて、沢山の経験を積んでいるアロハ君です。三歳までの目標はなんなんでしょうね？
色々なことを経験する事はとても良い事です。なかでも競い合う事を数多く経験する事によって、飼主さんもＷａｎもひと回りも二
回りも、、、大きくなれて、更に世界が広がるんですね～。これからも、元気で頑張ってねー。

◇暑かった夜から解放されて、いやぁ～な虫もいなくなりました。
日が落ちて、すっかり暗くなってから遊ぶ機会の増えたＷａｎ達。
タイガー・デューク・ケントの三頭の牡は腹ごなしを兼ねた探索遊びに夢中でした。
　　　　　　
◇秋に入ってから給餌量を増やしたＷａｎたち。お腹を軽くしてから寝かせてあげたいものと考えています。
二回目の給餌を午後３時頃に食べる様にして夕方までにはお休みモードに入っているのですが、育ち盛りの子達だけは寝る前
の運動（散歩も含めた）を心掛けています。一頭当たり２０分ほどでしょうか、三頭終わる頃には九時になることもあります。
　　　　　　
◇夜市街地への散歩は、明るいネオンや人達のざわめき、夜特有の色々な音と色々な匂いなどへの反応で、犬達の気が高ま
り過ぎてしまう事があります。
　　　　　　
◇人気の無い夜の公園や、照明設備の整った各種公共施設の周りなどを利用して静かに運動するのは良い手だと思います。
周りが闇に包まれると、人も犬も本能的に集中力が高まります。
　　　　　　
◇ある種、危険度を伴う経験（極度の緊張を伴う経験）の有無がＷａｎの能力を高めてくれます。
様々な経験を積めば積むほど、犬の行動は落ち着きのあるものに変化し、犬らしい判断力を身につけるものです。
土曜日の深夜から日曜日の未明にかけて、愛犬を伴っての数時間（３時間程度）のウォーキングを楽しんでみませんか。
今が季節としては一番良い時期です。おもいおもいに準備万端整えて、集中して歩いてみましょう。
人もＷａｎも眠っていた本能を呼び覚まし、普段とは違う（心地良い朝の目覚めを伴った）休日を過ごせる事は気分良いものですよ。
寒い冬を迎えるまでの一刻の遊びですが、愛犬との信頼関係が増して飼主さんの健康度も更にアップすること請け合いです。
これさえ実行できれば、人も犬も年内に風邪をひく事は無くなることでしょう。

   皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
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