トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

ケント今年3回目の癲癇発作 & わが故郷日本

2014-03-13 23:50:16 | ケント
今日のパムッカレ


もう3年なんですね。
3年前の3月11日、私は翌日12日の日本行に向けて準備をしていたのです。
オヤジ(夫のこと)が日本が大変だ!地震だ地震だ!と、
慌てて私を呼びに来たのです。

日本はしょっちゅう地震があるので、私は別に驚くことも無いと、
渋々テレビを点けたら、まるで、この世の出来事とは思えない映像が
流れ、足がすくみました。

その後、日本人ツーリストと一緒に震えながら、テレビを見入ったり、
ネット三昧で、情報収集をし、気が狂いそうでした。

結局、フライトは1週間延期し、その後周囲の説得により、
キャンセルしました。トルコ航空のスタッフが、
全額返金するから、キャンセルしなさい!と、言ってくれたのです。
実際、トルコ航空自体は飛んでいたはずです。

トルコの家族が心配して、日本の家族を全員呼び寄せるんだ、
こっちで面倒を看る!と息巻いていました。

因みに私の実家は関東の内陸部で、
全く被害が無かったようです


溺死してしまった人は、
飲みたくない水を飲まされ、苦しい思いをしたのだろうと、
コップの水を飲むたびに思い出します。

生きたくても生きられなかった人々。
助かっても、今なお避難生活を余儀なくされている人々。

ビートたけしの言葉を引用するなら、
2万人が死んだ一つの事件ではなく、一人が死んだ事件が2万件あった。
2万通りの死に、それぞれ身を引き裂かれる思いを感じている人たちがいて、
その悲しみに今も耐えてるんだから。


そして、原発のこと。
亡くなられた方々のご冥福を心から祈るとともに、
真の復興を願うばかりです。

そんな愛する故郷へ、明日向かいます。



ところで、3月10日18時ごろ、ケント今年3回目の癲癇発作を起こしました。
前回は、2月17日だから、1か月を切っての発作。
間隔短くなっているのが気になるところ。

オフィスの前で発作が始めまったようで、
うちのヘルパーさんが私を呼びに来ました。
とても心地いいとは思えない雑な撫ぜ方をしていたオヤジと
私がバトンタッチ。

その後、オヤジはヘルパーさんに作ってもらった大好物
の照り焼きチキンをむしゃむしゃと食べていました。
私はずっとケントを撫ぜているのに・・・。

ケントが発作中、シロちゃん、エフェスも駆けつけてきました。
エフェスはケントの顔をペロペロ舐めていました。
シロちゃん、エフェスよ、ケントを頼んだぞ。


私のストーカーであり、甘えん坊のケントが心配です。
どうぞ、私の留守中、何もありませんように・・・
心配しすぎて、嬉しいはずの里帰りが、今一つなんです。


去年も出発日に室内に干した洗濯ものが、帰国した日にそっくりそのまま
あったので、今年もそうなんだろうなあ・・・


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コメント (22)
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