トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

ケント、地中海へ行く

2017-08-20 04:43:31 | 旅行
昨日のパムッカレ


地中海のオリンポスへ2泊3日で行って来た。
実際はオリンポス近郊のキラリというところ。
車で休憩しながら、所要時間5時間ほど。

義姉夫婦、香港から遊びに来ている甥(義弟の息子)、そしてケント、ミニイサ

去年、オヤジ(夫のこと)と行くはずだったオリンポス。

数年前までヨーロピアンで賑わっていたオリンポス。
トルコ人だらけだった。アジア系は皆無。
たまに聞こえるドイツ語、ロシア語。
しばらくテロはないけれど、世界中からツーリストが戻ってくるのは、まだまだ先なのかな?

パムッカレのほうが多国籍ツーリスト多いかも。


途中の休憩所








私とケントで一つの部屋、そして義姉夫婦、甥はファミリ―ルームで、
ダブルベッド、そしてシングルベット二つの独立した部屋がある。
日本語で何ていうのかな?

それぞれ、各部屋にエアコン、冷蔵庫があり、広さがあって、使いやすかった。





海も歩いて数分のところ。ツーリストが少ないせいか、
透明度が高く、キレイだった。波も静かで気に入った。

これまでエーゲ海を中心に行っていたけれど、
珍しく石より、砂が多いビーチだった。




エフェス似のワンコ発見。とってもフレンドリーで、野良犬だけど、みんなに可愛がられているみたい。
雑貨屋の前には、その犬のために、飲用水も置かれていた。
ご飯は近くのレストランで済ませているみたい。

トルコ人の動物に対して、かなり寛容だ。
日本だと大大大好きか、無関心、嫌いに別れるところ、
トルコの場合は、好きでもないけれど、同じ生き物として
共存は当たり前という意識が高い。

トルコは動物たちが生きやすい環境だ。
ケントが、ノーリードで歩いていると、
子供たちが、わー、コワイと口にしても、
親たちが、何もしないから大丈夫だよ、と
言ってくれる。

ケント用のご飯が余分にあったので、エフェス似のワンコに
あげようと同じ場所に行ったら、いなかった。
多分、人気の犬種だし、人懐こかったので、
誰かに連れて行かれたのかも。


ケントは一応、私に海に入っていいか、聞いてくる。
犬が海に入るのを嫌がる人もいるので、
海水浴客は少なかったけれど、諦めた。







2日目の朝は、山の上にある、ヤナルタシュという燃える石を見に行った。
涼しいからと、日没に登りに行こうかと思ったら、
明かりが無いから止めたほうがいいということになり、
朝8時ごろに向かった。案の定誰もいなかった。


登山道を登ること、30分ほどで到着。
もうすぐ50の身では、かなりきつかった。


もう何千年と岩の割れ目から、メタンと水素の混合ガスが燃えているんだそうな。
この画像じゃ、見えにくいかな?


テーブルの上にニワトリがたくさんいた。









義兄がケントを泳がせてあげようと、
人がいないビーチへと向かった。




なんだかんだと言いながら、自分が釣りをしたかったのかも。



美しい海を見ても、美味しい料理を食べても
オヤジがいない今、心から楽しむことが出来ない。

海で万が一溺れても、命がけで助けてくれるオヤジはいない、
そう思いながら、泳いでいた。
残りの人生、ただ、人に迷惑をかけずに終焉を迎えたい。