トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

ケント危機一髪

2018-07-17 12:33:44 | ケント
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今日のパムッカレ

日曜日の明け方4時30分ごろ、犬の鳴き声で、目が覚めた。
どうやら喧嘩しているかのようだった。
最近、野良犬は見かけないので、まさか?と
思い、窓から身を乗り出して見たら、カンガル犬が噛みついたまま
ケントを引きずっている様子を捉えた。

大急ぎで、ズボンを履き、(裏返しだったことに気づいたがどうでも
よかった)上半身はノースリーブで、夫が見たら激怒しそうな服装で
傘を手にして、走り、現場へと向かった。

一人暮らしの私が注意しないといけないのは、
ドアがオートロックなこと。
必ず、鍵を持って出ないと、大変なことになる。
携帯があれば、鍵を預けてある義姉が助けてくれるけれど。
なので、緊急事態でも、少し冷静になって
鍵を持った。

画像が不鮮明ですみません。



近所のお兄さんが大型犬をケントから引き離そうと、尻尾を掴んでいるうちに
30メートルも引きずる結果となってしまったことが
カメラの映像で分かった。

案の定、ケントと他の犬だった。
ケントの1.5倍はあるカンガル犬の血を引いている犬が
ケントの首を噛みついて離さなかった。
もう流血大惨事だと確信した。

近所の人と協力して、その犬からケントをやっとの思いで引き離し、
私はケントの首に触れた。


涎がこびりついてはいたものの、
血は確認出来なかった。
興奮しているケントを連れ、バルコニーへと
戻った。

再度確認しても、血はついていなかった。
贅肉と被毛に助けられたのか?
もしくは、あの犬が手加減をしたか?

涙がわーっと、出てきた。
ケントが無事だったことで安心したのもあったけど、
語弊があるが、夫不在の母子家庭の現実を叩きつけられた気分だった。



どんなことがあっても、ケントを置いてはいけない、
ケントは私が最期まで守らなきゃいけないのだ。
オヤジのバカヤロー、バカヤロー、バカヤロー