回りを見ていると、若い人達がたくさん待ち合わせをしています。
会社の人同士や、友達が多いですね。
その中で初めての待ち合わせのような男女間の挨拶は初々しくて可愛いです。
ふるらんもあんな年令だった時もあるのよね~
回りの人は娘や息子のような世代にだから、可愛いわ~
そしてふるらんの友達と合流。
あまりに寒いのでしゃぶしゃぶに行くことにしました。
平たい場所で、左側に大きな川が流れています。
そして川の淵が大きな道路でして・・・
川の向こうは山が連なっていて、とってのきれいな風景の田舎の感じでした
たくさんの人が集まっていました。
みんな山登りの姿をしているのですが、中にはハイヒールやミニスカートの子もいました。
先頭集団には頭に日本手ぬぐいを巻いた男性たちがいっぱいいまして・・・
背中に箱を背負い、杖をもち・・(錫杖ではなかったみたい)
そして足元には雪駄(せったと読みます)のような草鞋(わらじ)を履いています。
脚絆(きゃはんと読みます。手の甲にするものです)をして・・・胸元は着物の衿です。
白っぽいけど、漂白していないから、少しベージュかな??
腰をヒモで縛り・・・
みんなで‘山登りの修行’・・だそうです。
ふるらん、キョトン?
山登りの修行????
山登りは山に登って景色やその間のことを楽しんだりすることだし、生きて返ってくるのが目的だけど、修行は・・・自分の業を見つめなおし、罪を知り、それを自分で叩きのめすものであり、山の神様の懐に抱かれながら、○を受け入れるために行くのに・・・・
生きていることと○ぬことの狭間のことを肉体を通じて学びとることだと思ったんだけど・・・
だから、霊峰とかで修行にいって、あの世に行くときにすべて心が完了されて・・・
まぁ・・・でも○たくない~と思って修行されていた方もたくさんいるから霊峰の道に見えるときもあるんだけどね・・・
とくに滝行の時に昔は命を落とすぐらいのすごいことをする方法があるんだけど・・・
執念残してあっちにいっちゃったら・・滝が汚れて・・・
で、滝を守る超実力のおばあさんやおじいさんが昔はいたんだけど・・・・
・・・っていうのはちょっと横道にそれちゃったけど。
で、ふるらん、その団体の後方にいて、普通の恰好より、ちょっと山登りスタイル
ちなみに・・・昔散々山にのぼっていたらしく、山登りが今とっても○い
だって・・・それにみんな静かに登らないもの。
マラソンのごとく無言で歩くのが本当だからね~
時々止まって先輩にあることをしてもらう。
そう、山にもいろいろいるんで・・・
人とか、人とか、人とか・・獣とか、獣もどき・・とか・・・
本音は「も~~~~いいわ」
それで、先頭の修行者さんから説明が始まった。
総勢30人ぐらいの人たちがそれを座って聞いていました。
圧倒的に男性が多いかな?
で、あのスカートの女の子たち・・・誰が注意するんだろう・・・・
まぁ、女性好きな男性にとっては親切にすればお近づきになれる。。とか計算していたりして。
そして説明が終わると、ふるらんのところに(高校の友達もいっしょだった)おばあさんとおばさんがきて、
「これをあなたたちに」と言って、仏壇の上に上がっていただろうお供物をいただきました。
りんごにみかん、お菓子に・・・あのお仏壇の上に置く、砂糖でできた赤や黄色の堅いお菓子。
持ちきれないぐらいもらったので、風呂敷きをだして、それに入れて・・・
両手でそれを抱えていたら・・・みんな山の方に歩いて行ったので、
これを持っていたら・・山にいけない・・と思っていたら、
「行かなくてもいいか」と思って・・
でも
「さぼる自分も嫌だな~~」という気持ちになって・・・
で、どうしよう~~と思ったら友達が
「もういいんじゃない?みんなに行ってもらったら?」と。
友達の言葉ってとってもありがたくて、
「そうしようっか」といい・・・
さっきのおばあちゃんとおばさんも別にどうこういうわけじゃなく・・・
そして画面が変わり、親戚のおばさんが出てきて(一番かわいがってくれた人)
「うちの子が山に行ったんだけど、修行の途中で帰りたいといったらしくて・・・」というので、なぜかバス停に迎えに行きました。
それで・・・バス停にバスがきて・・・親戚の子が降りてきて・・・
男の子なんだけど、足元の段を踏み外して、バスの下に入ってしまって・・・
ふるらんが覗き込むと・・・こっちに向かって目が光っていて・・・
え?と思ったら、すぐ
「あ~~~~そっか」とわかり・・・
「そんなことしても無駄だよ」と覚めた声で一喝
するとオズオズとでてきて・・・ふるらんの前で立って頭をうなだれてるから
「山で‘でてきた’んでしょう?で、ここにきて、どうしたいの?」と聞いたら
「楽になりたい」というので
「もともとは楽になるために山に登ったの?」と聞いたら
「うん」というので、ふるらん笑いながら
「楽になるために山に登って・・っていうのは残念ながらできないのよ」というとその子はふるらんを見るので
「あのね~お山ってね~~~~」とその子に説明をしてあげました。
一般の人には『山』は「山」なんでしょうね~
でも、「山」だけど・・・山なのよ・・・。
昔の仕事の関係で山には何十回も行ってる‘らしい’けど、やっぱり山は偉大ね。
そしてその子と立ち話をしていて・・・彼は
「ありがとう、これでわかった」といい、目の前から蒸発して消えました。
ふるらんの回りにいた人が
「独り言・・激しいね」というので
「あ~~ごめんね」といい苦笑していました
そして目が覚めました
○能力が抜群のあるお坊さんの言葉です。
「私たちのようなものは、あの世の人に対しても徳を積むことができる。ただし、修行次第であって、自己満足で積むと不徳になる」
本当に修行が足りないですわ