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遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

研修:懇親旅行~神戸北野異人館めぐり!

2008-10-19 | 小さな旅の思い出
【うろこの家:旧ハリヤー邸】

旧居留地付近に建てられたこの建物は、大正時代に現在の場所に移築されたものです。

外壁に貼られた天然スレートの形状が魚の鱗のように見えることから「うろこの家」と呼ばれています。
塔以外の二階建ての部分の屋根を見ると、和瓦葺きになっているのが面白いですね。
旅行だというのに、またまた携帯電話のカメラで撮った写真で申し訳ございません。


【うろこの家の二階のサンルームから見た神戸港】

16日の午後は、北野異人館めぐりでした。
実は、この団体の中で 一番年齢が若いのが私!!!なんです~(笑)
何かに付けて、「そこの若い人!」と言われるんです。
嬉しいような・・・大変なような・・・楽なような・・・

さて、バスは異人館のある北野の一番下の駐車場に停まります。
そこから、歩いて坂を上ることになります。所要時間は1時間40分です。(短~!)
バスが着いた北野工房という建物から移動することを諦めるグループもあったんですよ~。


      
【風見鶏の館】   【階段の踊り場の明かり取りのための窓】   【暖炉】
明治30年代後半から大正初期にかけて日本で活躍した有能なドイツ人建築家
ゲオルグ・デ・ラランデによる建物です。
 この館はかつて神戸に住んでいたドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏(G・Thomas)が
自邸として建てた建物です。
色鮮やかなれんがの色調、石積みの玄関ポーチ、2階部分のハーフ・ティンバー(木骨構造)
重厚な雰囲気をもっています。
NHKの朝の連続テレビドラマの舞台となったのを覚えてみえる方もあるでしょうね。



その他の人たちは、先ず「風見鶏の館」まで坂を上ることになりました。
とてもいいお天気で、ふうふう言いながら辿り着き・・・
「風見鶏の館」や「萌黄の館」の前で、記念写真をとったり
内部を見学したりしたのですが・・・※に続く~      

  
 

【萌黄の館】

 「萌黄の館」は、明治36年(1903年)アメリカ総領事ハンターシャープ氏の邸宅として建築されました。
木造2階建て、下見板張りの異人館で、2つの異なった形の
ベイ・ウインドー(張り出し窓)を始め、アラベスク風模様が施された階段
重厚なマントルピースなど、贅沢な意匠が随所に見られます。
その後、昭和19年(1944年)に小林秀雄氏
(元神戸電鉄社長)の住宅となりました。
 昭和55年(1980年)に国の重要文化財ニ指定され
長らく“白い異人館”と呼ばれていましたが
62年(1987年)からの修理で建築当時の淡いグリーンの
外壁に復元されて、この名が名付けられました。
2階のベランダからは、神戸港まで見渡せる素晴らしい眺望が
広がっています。




※~ そして・・・皆さん、そこでリタイア~~~!
私一人で、一番高台にある「うろこの館」まで残り時間40分で
行くことになったのです!(笑)

こんな館の中で、どんな暮らしをしていたのでしょう。
どんな会話がされたのでしょう。思いを馳せながら歩くのは
とても楽しい時間でした。
そして、駆け足の旅はまだ続くのでした。


【萌黄の館:食堂】


                
   【子ども部屋】         【子ども部屋の木馬】    【暖炉脇の日本の風景の描かれた陶板】
 
その日の街角から・・・          
『交番!』 
                 
    北野の交番です。
流石!神戸の異人館にあわせた外観になっています。
どんな警察官がいるのかな?
金髪で青い目のはずは無いけれど・・・
ちょっと気になりました。(笑)
残念ながらお目に掛かれませんでした~!