初夏のような日が続き、そろそろ桜の花も見納めです。
母と母のお友達もお誘いして、近くの城跡に出掛けて来ました。
我が家の二階から遠くに見える、城山と呼ばれる小高い丘があります。
木曽川の北側に建つこの城跡は、
現在は、さくら公園として整備され、市民の憩いの場所となっています。
遠山家ゆかりの城で、江戸時代の北町奉行
遠山金四郎の一族の本家でもあります。
【ミツバツツジと石畳】
子供達と親子遠足で行ったことはありますが
整備されてからは、まだ一度も行ったことがありませんでした。
おかしなもので、近すぎて行っていないってことよくありますよね。
母は、この地に嫁いでからも行ったことがないと言うのです。
整備されて、登りやすくなったと聞いたので
早速出かけることにいたしました。
【この大きな岩は、何処から?】 【天守閣跡の展望台を見上げて】
【母達の後姿】 | 山の地形を利用した城ですから、登りがきつく 母達に登れるかと心配しましたが 時間をかけゆっくり景色を楽しみながら やっとの思いで到着しました。 |
【大矢倉跡の桜と花桃】
【花桃】
そして、頂上からの眺めは・・・
360度見渡せるパノラマビュー! 絶景です!!
【天守閣跡から木曽川を望み、山を仰ぐ】
この雄大な景色を眺めながら、昨日作っておいた桜餅とよもぎ餅
そして、お茶をいただきました。
気分も伸びやかになりましたよ~!
「こんなに高いとこやとは、思わんかったね~。」
「きっと、登れるのはこれが最後やて。」
「えらかったけど来て好かったて~。」
「登るかいのある景色やわ~。」
なんて、話しておりました。
まあまあ!最後などと言わずに、また、来年も登りましょうね。
【展望台から西の眺め】
この城は、「赤壁城】という別名を持っていたそうです。
赤壁といえば、今公開中の映画「レッド・クリフⅡ」を思い浮かべてしまいますね。
この城の、赤壁というのは、眼下を眺める木曽川の立ち昇る霧と共に現れる竜が
壁に当たり、白く塗られた壁土を落としてしまうので
赤土で塗られている下塗りだけになってしまうという伝説から来ています。
しかしながら、実際のところ小さな藩だったので
壁を塗り替える予算がなかったのだということです。
【連なる山々にミツバツツジを添えて/本丸跡にて】
今日もお付き合いくださってありがとう