昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

真っ赤な秋を食べてみた・・・

2009-11-22 | 四季折々のひとりごと
【夕日に輝く紅葉】

近くの公園の紅葉が一段と赤さを増してきました。
山のあちらこちらにも、まるで真っ赤な花が咲いているようです。

                                    



♪~まっかだな~まっかだな~♪

♪~つた~の葉っぱもまっかだな~もみじの葉っぱもまっかだな~♪

・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・

あら?この先の歌詞が思い浮かびません。

真赤な秋 鈴木祥子 歌詞情報 - goo 音楽

・・・真っ赤なほっぺたのき~みとぼく~♪

あらら・・・そういえばこんな歌詞だったんですね。

このきみとぼくは、幼馴染の男の子達でしょうか。
それとも、初恋の女の子でしょうか。
可愛らしい歌ですね。




                                    

植物の葉が、秋になり赤くなるのを紅葉、黄色くなるのを黄葉と言いますが
どうやって、赤くなるのでしょうか。

以前どこかで聞いた記憶だと、日照時間が短くなり気温が低くなるため
光合成が行えなくなって
赤色や黄色に変わると教えられた記憶があります。

ネットで調べてみると。葉柄の基部に離層が形成されて
移動できない糖類が赤色のアントシアン(植物に含まれる色素)に変わるために
起こるとも書かれています。

アントシアンには活性酸素を吸収・還元する作用が期待されていて
黒豆やブルーベリー、イチゴやナスなどにも含まれています。




そういえば、紅葉の名所と呼ばれる場所のお土産に
「紅葉のてんぷら」なるものがありますね~。
ほんのり甘くて、サクサクしていて
お菓子感覚で食べられます。

ただ美しいだけでなく、こんな効用もあるのですね。


                                    


 『秋の天ぷら~!』
 
 

 

              


  うちの畑で採れた、サツマイモ、ゴボウ、ブロッコリーを
  天ぷらにしました。

  ついでに畑の脇に植えてある紅葉の真っ赤な葉っぱも
  天ぷらにしてみました。
  これといって、味があるわけではないのですが
  秋を感じられるお料理です。 
  おまけに、アントシアンも摂取できるなんて!!

  作り方はいたって簡単。
  綺麗に洗った紅葉の葉の水分を
  丁寧にふき取り、少し砂糖を加えた天ぷらの衣を
  つけて、油でさっと揚げるだけです。


 

【真っ赤に色付いた紅葉の天ぷら!】



                                    



【歩道橋の上から山を眺めて~】



                                    

今日も訪問ありがとうございました!









童謡「たきび」を口ずさみながら・・・

2009-11-20 | 音楽,ラジオ
【我が家の山茶花/さざんかが咲き始めました】

一輪、また一輪とピンクの山茶花が固い蕾をほころばせ始めました。
寒くなると咲き始める花だなんて・・・
ちょっと変わり者さんです。

                                    

山茶花が咲くと、口ずさんでしまう歌「たきび」

♪~垣根の垣根のまがり角 たきびだ たきびだ 落ち葉焚き~♪

♪~さざんか さざんか 咲いた道~ 焚き火だ焚き火だ落ち葉焚き~♪
         たきび 童謡・唱歌 歌詞情報 - goo 音楽
幼い頃に覚えた歌って、忘れないものですね。


【薄いピンクの山茶花の花】 
ところで先日、ラジオでこの「たきび」の歌の解説を聞きました。
作詞・巽聖歌作曲・渡辺茂の日本の歌百選にも選ばれた
童謡「たきび」は、1941年(昭和16年)に、12月9日と10日のNHKのラジオ番組「幼児の時間」で初めて楽曲が
放送されました。
当初は12月9日から3日間の放送で流すことを予定していた
そうですが、その前日に太平洋戦争が始まり、軍当局から
    焚き火は敵機の攻撃目標になること
    落ち葉は貴重な資源であるとの理由から
放送を中止するようにとの通達があり
たった二日間放送されただけになったそうです。


                                    


そして戦後の1949年(昭和24年)、NHKのラジオ番組
「うたのおばさん」で放送され全国に広まることになりました。

しかしその後、消防庁から町角の焚き火は危険であるため
防火を考えるよう促して欲しいとの批判があり
教科書に掲載する挿絵に消火用の水が入ったバケツが
描かれるようになったそうです。
 

【まるでバラのような八重の山茶花】


                                    

先日、仕事で出掛けた先で変わった山茶花見つけ、写真にとって来ました。
見たことの無い山茶花がたくさんあるものですね。



そして、帰り道でこんなに大きな満開の山茶花の木のある家を見かけました。
植えられてから、何年経っているのでしょう。
ひょっとしたら、この「さざんか」の歌が放送を禁止されたのを知っている木なのかもしれません。

                                    


【初冠雪】

山にも薄っすらと雪が積もりました。
この山に3度雪が積もると、里に雪が下りてくると言われています。
いつのまにか、冬がやって来ているのですね。

今週末には、「焼き芋大好き兄妹」が我が家にやって来ます。
焚き火で焼き芋!コールが始まるかな?



                                    
今日も訪問ありがとうございました!








15分の紅葉狩りをしながら思い出す~忘れられない事件です!・・・

2009-11-17 | 小さな旅の思い出
【うちから近い公園の紅葉】

紅葉が里へと降りてきて。近くの公園の紅葉もまっ赤になり始めました。
お昼休みの15分の紅葉狩りで写真を撮ってきました~♪

                                    

紅葉の名所と言われる場所は、数々あれど~
こんなに身近なところで、ちょっとだけ楽しむと言うのもいいものですね。

さて、今まで見た紅葉で心に残っているのは
何処のものでしょうか・・・


【近くの公園でも結構楽しめますね~♪】

そんな風に思って、思い返してみました。

一番に思い浮かんだのは、学生の頃に親友と3人で行った「軽井沢」の紅葉ですね。

忘れもしない11月1日の朝、レンタサイクルに乗って見上げたカエデの紅葉。
泊まったホテルの部屋から見たカラマツの黄葉。

もう、30年以上前のことになってしまいましたが、あのときの鮮やかな赤や黄色は忘れることがありません。

天皇陛下と美智子様がテニスをされたと言うコートを見ながら齧った真っ赤な林檎の美味しさや
人気のない別荘地で、我が物顔に駆け回るリスたち・・・

ジョンレノンとオノヨーコが好きだったという万平ホテルでのお茶・・・

紅葉を見ると、そんな旅のひとコマひとコマを時々思い出します。

                                    



そんな思い出の中で、明確に記憶に残っていることがあります。

 宿泊したホテルには、浅間山のみえる大浴場がありました。
まだ少し明るい夕暮れ時に、三人揃ってお風呂に行きました。
浅間山と美しいカラマツ黄葉の広がる雄大な景色を眺めながら
ゆったり温泉に浸かっていました。

すっかり温まりぽかぽか顔になり
もうそろそろ出ようかと話していると
隣の男湯の方から、声が聞こえてきました。

                                    


【庭の真っ赤な園芸品種の唐辛子】 


「おい!ここを登ると、隣が覗けるぞ~!」
「・・・・?」

男湯と女湯の境目は、鬼押し出しを模しているのか
溶岩で出来たごつごつした壁になっていました。

確かに、容易に登れそうです。
驚いたのは、私達です。他には誰もいません・・・

どうも、本当に登っているようで
向こう側は、ものすごく盛り上がっているようでした。
おまけに、登りながら話しているので
こちら側に丸聞こえです。
(お風呂で話す声って、意外に響いてよく聞こえるものです。)

私と二人の友達は、声をひそめて壁際によりました。
ひそひそと打ち合わせをして、私が壁に登りました。



                                    

待つこと数分・・・
向こう側から登ってきた男性の頭めがけて
蛇口から出したばかりのお湯を浴びせかけました。

「あちっ!あっちい~~~~!」

熱さと、見つかったこととの動揺でしょうか。
もう、向こう側わ大騒ぎのようでした。

その隙に、声をひそめてお風呂を出た私達は
近くにいた従業員さんに通報しました。

向こうのお風呂からは、貫禄のあるおばさんの従業員の声で
「あんたたち!!いい年して何やってるの!!!警察に言うよ!!」

部屋に戻った私達が、おなかが痛くなるほど笑い転げたのは
言うまでもありません。

こんなことを、よく覚えていたりするのが
旅の楽しさのひとつなのかもしれません。

あの時、壁を登ってきた人・・・
このブログ、読んでいませんよね~(笑)

                                    
今日も訪問ありがとうございました!





流行って嬉しい~嬉しくない?

2009-11-16 | 言葉あれこれ
【日本の秋のはなといえば菊ですね!】

今年も残すところ、あとひと月半となりました。
まさに、光陰矢のごとしです。
まだ一年を振り返るのは、いささか気が早いようですが
今年も色々なことがありましたね。

                                    

そして先日、1年の流行や世相を反映した新語・流行語を決定する
『2009 ユーキャン新語・流行語大賞』の候補・60語が発表されました。

【毎日車で走る道】
 
2009 新語・流行語大賞はこちら
2009「ユーキャン新語・流行語大賞受賞」はこちら

この60語のうちでも、ゆかいな新語
流行って楽しい流行語はいいのですが
社会問題や、流行って嬉しくないことのほうが
多いというのは、いささか虚しいような気がします。

「新型インフルエンザ」や「派遣切り」 なんかは
来年の話題からは、消えてなくなって欲しい言葉ですね。

うまいことを言うなあ~とは思っても
「これでいいんかい!」なんてつぶやいてしまうような
「婚活」「離活」「草食系」・・・

そんな中でも、思わず微笑んでしまうのが
「子供店長」「わしは こんなとこ きとうはなかった。」
どちらも、あのNHK大河ドラマ「天地人」で一躍人気者になった
加藤清史郎君ですね。
なんと、加藤君はふたつも選ばれているわけなんですね。

毎年、こんな可愛い新語や、流行語ばかりの平和な年になったら
いいのにね・・・


                                    

さて、今年はどの言葉が選ばれるのでしょうか。
発表は、12月1日だそうです。

ところで、この60語に選ばれなかったのですが
気になった新語といえば、 「カメラ女子」
今まで男性の趣味といわれていたカメラを趣味にしている女性が
増えたことにより出来た言葉です。

「あら!私もそうじゃん!」と思ったのですが
女子ではなく「カメラおばさん」と呼ばれそうですね。(笑)

そして気になったもうひとつの言葉、 「介護前離婚」・・・
仕事で家庭を顧みない夫の親が介護状態になるまえに
愛情を全く感じられない義父母の介護をするより
自分の親の介護がしたいと、離婚に踏み切るということだそうです。

気持ちはわかりますが、寂しくて虚しい言葉ですね。



【姫リンゴ】

盆栽だった姫リンゴを、畑に下ろして何年経ったでしょうか。
今では3m近くの大きさになりました。

食べられないと思っていたら、姫林檎で造る姫林檎酒があるらしいんです。

シードルを造るのも、苦い林檎らしいので
ひょっとしたら、美味しいのかも・・・

ホワイトリカーで、造ってみようかな?

                                    

今日も訪問ありがとうございました!



タマネギの植え付けをしながら・・・

2009-11-14 | 四季折々のひとりごと
【コデマリの葉も赤く色付いています】

今日は、朝から雨。
予定していた庭の手入れも出来ません。
午後からは、上がるようなので花の植え替えでもしようかと思っています。

                                    


【タマネギの苗】 
 一昨日、やっとタマネギの植え付けを完了しました。
先週の月曜日のことです。
タマネギの苗を買いに行こうかと思い、玄関の戸を開けると…
ご近所のおば様が、いらしていて
「タマネギの苗いらない?」と言われました。

棚から牡丹餅?渡りに船?(なんか違うけど~)
これ以上ないグッドタイミングでした。

その日、早速植え付けをしたのですが
予定していたよりたくさん(300本)下さったので
また、畝を増やしてもらって
やっと、全部植えつけました。

こんなにヒョロヒョロで頼りなさげなのですが、
殆どこのままの姿で寒い冬を越し
暖かくなるとやっと大きくなり始めます。


                                    

カレーやシチュー、サラダに煮物、炒め物にと大活躍のタマネギです。
和食、洋食、中華料理に不可欠の野菜です。
これで、我が家の一年分のタマネギになります。

血液の浄化、発汗、風邪防止、下痢止め、食欲増進といった効用があり
ビタミンBの吸収をよくする作用も持っているありがたい野菜です。




【何にも植えてないみたいに見えるほどヒョロヒョロです~】

原産国は、中央アジアといわれていますが、4000年前のエジプトですでに栽培されていたそうです。
ピラミッドを作る労働者達に配給されていたという記録があるそうです。
この頃は、どのように料理して食べていたのでしょうか。

日本には、江戸時代に南蛮船によって長崎に持ち込まれ
観賞用(葱坊主を花として眺めたのでしょうか・・・)だったそうです。
明治に入り、食用として栽培されるようになり、今に至っているのだそうです。

                                    

さて、私達が食用としている球状の部分は
根、茎、葉のどの部分だと思いますか?

なんと、これは葉なのだそうです。
英語では「オニオン」と呼ばれますが、これはラテン語の「ユニオン」が語源になっているのだそうです。
ユニオン=集合体・・・
葉っぱが集まって出来ているということなのでしょうか。


【畑の周りの山々も紅葉しています】

タマネギを植えた畑は、とても見晴らしがよく
紅葉した山々を眺めながら作業をすることが出来ます。
元々は、人一人がやっと通れるような細い急な坂道を上がったところだったのですが
今では、舗装した道路ができトラックを横付けできるような
便利な畑になりました。

この畑を残してくれた祖父に感謝しながら

そしてタマネギのこんな話を思い浮かべながら植え付けをしていると
なんだか穏やか~な気分になれる秋の午後でした。

さて、今夜はタマネギを飴色に炒めて
オニオングラタンスープでも作りましょうか・・・

                                    

今日も訪問ありがとうございました!