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渋谷の飲み屋街にある古本屋(!)にてすばらしい本を見つけましたよ。
78年に出版された映画宝庫「サントラレコードの本」というもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/80/05bbad4989877ebb621325998f3abb4b.jpg)
巻頭のオリジナルジャケット展は見ていて楽しくなってきます。(左中央の"Hour of the gun"は、『迷拳三十六招』や『蛇形酔歩』のオープニングに使われています。)
また、オリジナルサントラ盤完全リストが凄い!全体的に読むところ多い本です。
他にも日野康一先生の映画主題歌ベスト150や日本映画サウンドトラックリストなど実にすばらしい内容でした。
あと、50ページに渡る映画音楽の歴史は圧巻で大変読みごたえがありました。
そして何と言っても当時の三大サントラコレクターによる座談会がおもしろい!
海外からの入手方法やレコード整理法など個性的な三人が自分のコレクション道を披露してくれてました。(仕舞い方もアイウエオ順、原題のアルファベット順、作曲家のアルファベット順と三者三様で面白かったです。)
その三人によるベスト100というのもありまして、ひとりずつ名盤100枚をリストに挙げていました。
また、責任編集の河野基比古さんが書いた直径30センチの映画館や「レコードによって人生を彩る悪友がひとり増えたことになる」とは名言でしたね~。
すぐにレコードからCDにはなりましたがレコードいいですよ、ホントに。
でもサントラCDコレクターも日本にはいらっしゃるんでしょうねぇ。