倉田保昭さんの出演作品をアップする七十年代總覽”看倉田”のシリーズ。
今回はファーストフィルムの『黒豹』(Black Panther)です。
空港で麻薬所持で逮捕されてしまった范漢平(陳星)は、釈放の前日に刑務所から脱出。警察とクラブを経営するボスの朱名威(倉田)両方に追われる身となり・・という展開。
脚本が倪匡ということで筋はしっかりしていて無駄な部分があまり無いように感じられた。意外に良くできているという感想です。
キャストはおなじみ龍飛と山茅、他に陳星の恋人・金秀剣役の燕南希やベテラン馬驥(胡警部役)などが顔を揃えてます。
アクションでは陳星VS大男の建築現場での乱闘などもスピード感あって楽しいですが、やっぱりラストの白の倉田VS黒の陳星の対決はいいですね。走ってます!
尚、刑務所から逃げる陳星に殴られる警官役には龍方が扮しているようでした。
あと黒人の鄭富雄というのがちょっと笑えましたね。
又、オープニングはドイツのがワイド画面ですが残念ながらタイトルカットは独語に置き換えられてしまっている・・・。
ところで倉田氏の関連本って現在までにいくつか出てますが、中でも“激突!ドラゴン武術”は充実した内容で実にすばらしい本でした。巻末のオリジナルポスター集もよかったと思います。
上の本にあるフィルモグラフィーによれば73年は出演本数が多く『黒豹』は73年の8番目に載っている作品。そこには陳星とのコンビ作品でハードなカラテアクションが評判をよび、侯錚監督は若手アクション監督の鬼才と書いてありました。同監督作品はいくつかあるようなんですがどれも凄そうですね。



今回はファーストフィルムの『黒豹』(Black Panther)です。
空港で麻薬所持で逮捕されてしまった范漢平(陳星)は、釈放の前日に刑務所から脱出。警察とクラブを経営するボスの朱名威(倉田)両方に追われる身となり・・という展開。
脚本が倪匡ということで筋はしっかりしていて無駄な部分があまり無いように感じられた。意外に良くできているという感想です。
キャストはおなじみ龍飛と山茅、他に陳星の恋人・金秀剣役の燕南希やベテラン馬驥(胡警部役)などが顔を揃えてます。
アクションでは陳星VS大男の建築現場での乱闘などもスピード感あって楽しいですが、やっぱりラストの白の倉田VS黒の陳星の対決はいいですね。走ってます!
尚、刑務所から逃げる陳星に殴られる警官役には龍方が扮しているようでした。
あと黒人の鄭富雄というのがちょっと笑えましたね。
又、オープニングはドイツのがワイド画面ですが残念ながらタイトルカットは独語に置き換えられてしまっている・・・。
ところで倉田氏の関連本って現在までにいくつか出てますが、中でも“激突!ドラゴン武術”は充実した内容で実にすばらしい本でした。巻末のオリジナルポスター集もよかったと思います。
上の本にあるフィルモグラフィーによれば73年は出演本数が多く『黒豹』は73年の8番目に載っている作品。そこには陳星とのコンビ作品でハードなカラテアクションが評判をよび、侯錚監督は若手アクション監督の鬼才と書いてありました。同監督作品はいくつかあるようなんですがどれも凄そうですね。



