アンジェラ・マオ、ノラ・ミャオと来たらもうこれは彼女しかいまへんな(笑。
その名は浅田真央・・じゃなくてマリア・イー!!
そのマリアさんが出てる結構好きな映画が『北少林』(1973)という映画であります。 (ペン・チャンクイ(彭長貴)監督)
ジミーさんが表紙の嘉禾電影74年新年特大号に載ってたマリアさん。
『唐山大兄』から成長してて、とってもかわいらしいんですよね~。
笑顔がいいですね。
『北少林』(又名:『北地虎』)は放送時、「北地虎」(ガイドブック上は確か「タイガー・オブ・ノース」でしたっけ。
主題歌はジョセフ・クー作曲!
リストを見てみると、『北少林』は』ハーベストのNo38。ずいぶんワープしますけど、まぁいいね(笑。
映画の方は・・・、中国北部で日本軍閥と戦った少林寺の流れを汲む北少林と呼ばれる人たちを描いたドラマ。朝鮮半島に逃れるも精神は不滅だったとするお話。
奉納相撲で日本人に勝った中国人・李安(卜千軍 )は日本人から追われる身となるが、叔父の雷成の家に行き、その娘・雪梅(マリア・イー)と再会する。いつか故郷の中国へ帰ろうと誓う二人だったが・・・。
韓国ロケを敢行して、ハーベストの厳選(?)されたトニー・リュウ、カオ・チャン、ヤン・ウェイのスター達。そしてサモハンも参加してましたけど、あとは殆ど韓国人のような・・・。
この人が主演のパクちゃん。動きはサイコー。
このおっさんもいたんかい!
こちらのお姉さんも。
イケ面のトニー・リュウ(日本人役)
この作品は香港で公開されたのが76年と遅れたようなのですが、当初から『北地虎』だったものが香港公開時に『北少林』と変わってしまったようです。
虎はどこにいったの?(そして、誰?)
まぁまぁ、これを見てください。
「虎の絵」虎とは日本人のことなのね(?)
北の地にいる虎、ではなくてパクちゃん達、”北少林”が主役なのだからやはり題名は『北少林』でいかなきゃ。
(まぁ、そんなとこかな)
あ、こんなところにタンメンの元祖がいましたか!(爆。イケメンか。
お前に食わせるタンメンはネェ!((c)河本)
ジーンと来るラスト「どこにいるのぉー」
これ、すんごい地味な作品でした。
卜千軍の脚技がおとなしいというか譚道良みたいなタイプでしたので余計地味に感じます。
若い頃の田中健にクリソツのトニー・リュウは嘉禾では花咲かずじまいでしたね。役に恵まれなかった事もありますが・・・。
まぁ、嘉禾時代のトニー・リュウといえば、ノラ・ミャオ、小麒麟、田俊が達成できなかった、『死亡遊戯』を除く純正のリーの主演作品に皆勤している事ぐらいですかね。
賀蘭山で思い出したのが、楊威の主演映画も西本さん撮影だったんですよね。(これはカメラワークが良くてハッキリわかります!)
『北少林』での楊威の笑顔がきもち悪いくらいだったんですけど(苦笑。
卜千軍は私もあんまり印象無くて、劉永とか高強の方にどうしても目がいってしまいますね。(サモハンもちょっとだけだったけど)