最後の寄港地、横浜には13時ごろ入港する予定でした。午前中の時間があくので、船上でこの時間に行われていた「エナメル紙で作るテッシュケース」講座に参加してみました。(カメラを忘れて写真がありません)
30人位の参加者がいて、材料も用意してあり参加するだけの気軽な講座ですが、簡単ながら実際にやってみると正確な位置に折線を付けるのが難しかったです。予想外に苦労しましたが、こんな感じで出来上がりました。
気が付くと目の前にベイブリッジが見えていました。その下を通り過ぎると横浜の街がハッキリ見えてきて、歓迎の放水が行われています。
<ベイブリッジ>
<船上からの横浜の街>
<放水>
船の情報デスクの方から、飛鳥Ⅱが停泊する埠頭から数分の場所に神奈川県庁があると教えて頂きましたので、横浜ではここから街歩きをすることにしました。
神奈川県庁は、飛鳥Ⅱが停泊している大さん橋埠頭に近い「日本大通り」という広い通りに面した場所にありました。古いけれど重厚で立派な建物です。
<神奈川県庁>
最初に見た時、何となく昔の首相官邸に似ているという印象を受けました。表面に溝を刻んだ薄茶色のタイルの色でそんな印象を受けたのでしょう。
建物正面の屋上の塔は、五重塔をイメージして建てられたそうで「キングの塔」の愛称で親しまれているのだそうです。西洋建築と日本趣味が調和し荘厳な雰囲気を醸し出しています。
正面玄関を入るとこんな感じです。中央階段の手すりの先端には照明でしょうか、この様なクラシックな「宝相華」のモチーフがあしらわれた装飾灯がありました。
<中央階段>
<装飾灯>
説明書によると、この建物は、鉄筋コンクリート造5階建て(塔は9階)、地下1階で昭和3年に竣工したそうで、登録有形文化財に指定されているとのことです。
「日本大通り」に面したこの本庁舎、道を挟んで分庁舎、新庁舎、第二分庁舎などがあり、これらを総称して神奈川県庁舎と呼んでいるようです。知事室は本庁舎にあります。
道をはさんで隣の新庁舎は現在修復中でした。
<新庁舎>
本庁舎屋上には展望台があるそうですが、残念ながらこの日は土曜日で見学出来ないとのことでした。1F受付前に県庁見学記念スタンプが置いてあります。
<記念スタンプ>
神奈川県の人口は東京都に次いで全国第2位で、9127,389人(推計人口 2016年2月1日)。県内の政令指定都市は横浜市、川崎市、相模原市の3つでこれは全国最多なのだそう。
(神奈川県庁所在地 神奈川県横浜市中区日本大通り1)
(神奈川県庁見学日はH.28年4月16日)