お盆の間、心なしか交通量も少ない気がしたlilas地方でしたが、お盆明けにはいつも通りの町の雰囲気になりました。
皆様お盆は如何お過しでしたか? お盆休みに帰って来られた、お子様方、お孫さん達のお世話で忙しかった日々も過ぎ、ホッとなさっていらっしゃる方も多いのではと思います。
お盆にお寺にお墓詣りに行った時、和尚さんから下の様な小さな冊子を頂きました。
この本は仏教を学ぶための本だそうで、仏教に学ぶ生き方を身近なことがらに例えてわかりやすく説いてあります。普段宗教とは縁遠く暮らしている私ですが、せっかく和尚さんにこの本を頂いたので、ここ何日かパラパラとめくっています。
時々耳にする言葉の中から31の名言、名句が選ばれ、中にはこれは仏教聖典からの言葉だったのかと思うものも多く、その中のいくつかをあげてみましょう。
・言うは易く、行うは難し
・物も言いようで角が立つ
・一つとしてわがものというものはない
・過ぎ去った日のことは悔いず
「言うは易く、行うは難し」の句は私達が日常普通に使っている言葉ですが、これは何と中国の前漢、武帝の時代に編集された『塩鉄論』にある言葉なのだそうで、もう2000年以上も語り伝えられた言葉ということになりますね。
この言葉の意味するところは明快で、「言うことは簡単だが、実際に行うと容易なことではない」ということで、誰が聞いても全くその通りで異論を唱える人はまずいないでしょう。それなのに言うばかりで2000年経ってもまだ実行することが出来ないとは笑えない人間の愚かさというべきですね~。
他にも多くの名言、名句について分かりやすく解説してあり、その数は全部で31、出典が書かれているものもあり、自分自身の日常生活を振り返り、これからの暮らしを少しでも豊かにできるヒントが得られる本の様な気が致します
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