リラ地方の今日は小雨模様、数日前の厳しい寒さは去り暖かい昼下がりをむかえています。
そんな中、今、私はとても動揺しています。というのは、大事には至りませんでしたが、昨年4月から12月の間に3回も転び、また昨日転んでしまったのです。
昨日は洗濯物を干そうとベランダにいた時、なぜそうなったかは今でも判らないのですが、突然体が傾いて横の煉瓦塀に倒れ込み顔の右ほほ辺りを強打しました。鼻は打ってはいないけど、その瞬間大量の鼻血が出た様に感じました。
転倒した後、倒れ込むように家に上がると、夫の「どうした!」という問いに、「ものが言えない」と、ろれつが回らない口調で答えるのが精いっぱいで、何が起こったのか判りませんでした。
夫がアイスノンを持って来てくれて右ほほを冷やしているうちに、「鼻血出てない?」「ものが言えてる?」と夫に聞ける位の余裕が出てきました。「鼻血は出てないよ、普通に話せてるよ」との夫の返事に、ある程度落ち着きを取り戻すことが出来ました。
しばらくして、寝たまま天井をみながら、おそるおそる手鏡で顔をみると、打った直後から冷やし続けた為か、右頬に大きなかすり傷が出来ているにもかかわらず、腫れはそれ程でもなくホッとしました。数時間後、何故か自転車に乗る自信がなく、歩いて病院まで行き手当をしていただきました。
高齢者が気を付けなければいけないこととして、「風邪ひくな、転ぶな」とは、よく言われることですが、「風邪ひくな」の方は何とかなるとしても、どうしたら転ばないで過ごせるのかの答えは困惑あるのみで、今の私には出せそうになく、不安と動揺が入り混じった複雑な気持ちで過ごしています。