九州豪雨発生から一週間を迎えました。
現在、死者63人、行方不明17人が確認されているそうです。
線状降水帯の次々の通過で熊本県では球磨川が氾濫し、
福岡県、大分県でも局地的に激しい雨に見舞われ死者がでています。
被害に遭われた方々には心からお見舞いを申し上げます。
線状降水帯という言葉、少し前までは聞いたことがない言葉ですね。
報道によると、梅雨時の大雨や台風で
氾濫危険水位を超えた河川は、この5年間で5倍に増えたそうです。
おそらくこれは、地球温暖化によりもたらされたもので、
従来の治水対策では通用しなくなっているのではないでしょうか。
また、豪雨の避難所でソーシャルディスタンスを確保するのは難しく、
被災地で新型コロナ感染拡大の懸念は消えないな~と心配していたら、
7月9日の東京都の新規感染者は224人。
昨日の10日の新規感染者は何と243人で過去最多。
今日は206人で、3日連続200人越え。
2、3週間すると桁は違うけれど、私の住む北部九州にも、
この東京の数字は波及して来ると思われ、驚きと不安は隠せません。
こんな中、政府は旅行代金割引など経済支援策の一部を、
7月22日から前倒しで実施するそうで、
少しスピードが早すぎるのではと感じます。
被災地では、梅雨の豪雨が一段落すると本格的な復旧作業が始まり、
そこでは多くの人々が動きます。
首都東京で、再度感染が広がり始めるにつれて、
ちょうど豪雨の本格的な復旧作業が始まる頃、九州まで感染が拡大し
被災地でクラスターが発生しなければいいのだけれどと、とても気になります。