福岡城市民の会が主催する
「城下町巡り」西コースに参加して街歩きを楽しみました。
集合場所の下ノ橋御門から街歩きが始まります。
小雨模様のお天気の中、お堀端から大濠公園に入り
能楽堂、杉どてと廻りました。
よく来る公園ですが、
今回初めて知ったことが多かったですね。
大濠公園から唐人町方面へ旧唐津街道沿いを歩きました。
大濠公園の水は海に流れていて、
それがよく分るのが黒門川の暗渠部分だとは知っていましたが、
それ以外にもこの辺りには暗渠になっている場所があるそうで、
西へ少し歩くと「やな橋」と表示された石柱があり、
これがその昔、旧唐津街道に架かっていた橋があった跡なのだそうです。
ここには今でも川が流れていて、
現在その川は暗渠になっているのだそうですよ。
更に旧唐津街道を西へ歩き金龍時に行きました。
このお寺の前をウオーキングでよく歩いていますが、
境内に入るのは初めてです。
境内には貝原益軒の座像とお墓がありました。
その後、明治通りを挟んで金龍時の向かいにある浄満寺に向かいました。
ここには江戸時代の儒学者、亀井南冥とその一族のお墓がありました。
亀井南冥は志賀島で発見された「漢委奴国王」と刻まれた金印を
鑑定した人として知られています。
約2時間の街歩きで他にも何か所か廻りましたが、
今まで知らなかった多くのことを知り、興味深く勉強になりました。
ガイドやサポートをして下さった皆様、ありがとうございました。