5月生まれで今年75才になる私なので、
先日、後期高齢者医療被保険者証が送られて来ました。
これを見た時、ついにというかガックリというか
そんな気持ちになりましたね、やはり。
平均寿命が延びている現在では
70代半ばといっても昔ほど年寄りだとは感じられないかもしれませんが、
五十数年昔、
夫を亡くて間もない叔母が遊びに来た時、
「夫は76才で亡くなった。歳に不満はないけれどやっぱり寂しい」
と言っていたことや、
私も「叔父さん長生きされましたよね~」と
叔母を慰めたのを思い出し、
70代半ばという年齢は50年前はそういう年齢だったんだな~という
今昔の思いにうたれますね~。
ところで、75歳で線を引き、その人々を後期高齢者と呼ぶというやり方、
どなたが決められたのでしょう。
75歳での線引きに今では大いに納得できる私です。
70才になった頃までは、
体力的に4、50歳の頃とそんなに変わらない様に感じ
まだまだ何でも出来ると思っていた私ですが、
ここ1、2年、歩くスピードも格段に遅くなるし、
以前やっていたことが同じ様に出来なくなるし、
時間もかかる様になって来ました。
そして何より、すぐ疲れる様になってきました。
つまり、老いを身に染みて感じる様になって来たんですね。
そんな時に送られてきた後期高齢者医療被保険者証。
老いて行くのは私達の宿命ながら、
この保険証にあまりお世話にならない様に心がけながら、
これからを明るく元気に過ごしていきたいなと思っています。